(題名省略)


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生年月日
1980年7月16日
出身地
岡山県

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食生活等
珍しい食べ物飲み物
ヘティ・グリーン研究

2014.12.30
エチオピア料理を食べに大阪に行った。 エチオピア人の主食は灰色の巻物(インジェラ)で原材料はテフという独自の穀物を使っているらしく、 数年前から食べたいと思っていた。しかし、大阪のエチオピア料理店が午後5時開店なので、 泊りがけで行かなければならず、そのためだけに宿泊費をかけるのも惜しいと思っていた。 今年こそ行こうと思って、カプセルホテルを予約して大阪に行ってみた。 地図の場所に行ってみると、店が潰れテナント募集中になっていた。 インターネットで調べたときも、店の存続が確認できないとの記述があったのだが、 一方で2014年1月30日付で店のレビューが書き込まれていたので、 潰れているとは思わなかった。

インジェラはそのうち通信販売で買うか、テフ粉を買って自作するか、 東京に行くときにエチオピア料理店に立ち寄るかして食べたい。


2014.12.30

デイトレードしながら大掃除

毎年大掃除のことを書くのが恒例になっている。 1年に約52しか記事を書かないのに、そのうちのひとつが大掃除でいいのかと思うことがある。 大掃除の合間にIG証券のCFDで短期の売買をした。 結果は惨々だった。大掃除も中途半端なことになってしまった。

2014.12.14
米のとぎ汁で乳酸菌を培養してみた。 米のとぎ汁450ccに塩5gと砂糖15gを混ぜてペットボトルに入れた。 30〜40℃で乳酸菌の増殖が活発になるらしい。僕は、冬に夜寝るとき、コタツをつけたままにするので、 夜だけコタツで1週間程度暖めた。炭酸飲料のように泡が出るようになった。インターネットの 情報によるとこれで完成らしい。

乳酸菌でパンを作ってみた。上記の乳酸菌液と小麦粉を混ぜ、コタツで一晩発酵させて、電子レンジで加熱した。 蒸しパンのようなふわふわした食感になり、一応成功した。 黒パンのような酸っぱいパンを作ってみたい。それと、酸っぱい漬物を作りたい。


2014.12.14
中国株暴騰は全く予想外だった。 中国政府が、新規上場銘柄を安値で上場するよう指導して、 投資家の熱狂を煽っている旨の記事が日経新聞にあった。 中国共産党とマネーゲームで戦っているような手ごたえがした。当然、僕は多数の売り方の中の一人で、 例えると関が原で足軽を10人程度引き連れてウロウロしている程度の規模でしかないが。

2014.11.30

煙幕と砲撃と爆撃と

SPMBTのインドシナ戦争のシナリオをやっている。もう、歩兵と戦車の動かし方は改善の余地はあまりないと思う。 改善の余地があるとすれば、煙幕と砲撃と飛行機の運用だと思う。 煙幕と砲撃については、たいていゲーム終了時に弾薬を余らせてしまう。余らせてもゲーム的に全然いいことはないので、 有効に使い切る方がいい。爆撃は思ったとおりの目標に命中するのが珍しいぐらいだ。何かもっとうまいやり方があると思う。

インドシナ戦争は、人海戦術のベトナム軍と、砲兵・戦車・飛行機が充実したフランス軍の戦いになっている。士気はベトナム軍の 方が高く、歩兵1個分隊同士の銃撃戦で、一方的にフランス軍が撃ち負かされたことがあった。


2014.11.30
ウィンドウズを再インストールすると、パソコンが直った。それどころか、停電前より起動が速くなった。 そして、ウィンドウズを再インストールしても、基本的に今までのデータは消えない。心配して損した。

2014.11.16
中国の不動産バブルが、いつか崩壊することは分かっていた。でも、それが今だとは思わなかった。

次の金融危機のとき、株に関わる人の大多数はこのように言い訳するだろう。それなら、 あらかじめ空売りしておいて、中国バブルが崩壊するのをじっと待っていたほうが賢明だ。 ここ数ヶ月、中国の不動産価格の下落が目立つ。中国の主要70都市のうち69都市で不動産価格が下落したとか、 邯鄲で不動産開発会社の経営者が相次いで夜逃げして騒ぎになったとか、いよいよ、金融危機が迫っている感じがする。

次の金融危機(VIX指数35超が目安か?)が来たら、空売りを清算して、僕の総資産の7割、又は4分の3で株を買い、その後しばらくの間、給与収入 から生活費を引いた額を全部株に投入しようと思っている。

株の配分は
バングラデシュETF 50%
タタ・モーターズ   16.6%
インドETF     16.6%
アメリカ軍需産業   16,6%
(ロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマン、レイセオン)
にしようと思う。

インドの個別銘柄は、タタ・モーターズ以外にいいものが思いつかない。ICICI銀行に興味があったが、 もともとインド政府と世界銀行が共同で設立した会社で、お役所仕事そうなのでやめた。インドの民間資本の銀行もあるが、 楽天証券では買えない。

ベトナムも安い繊維製品を輸出しているので興味はあるが、共産党一党独裁が気になる(もっとも、その弊害が出てくるのは、 中国並みに経済発展した後だと思うが)。それにも増して、為替の闇レートがあることが気になる。政府が為替レートを 高く誘導しても、ろくな事にならない。民間企業の足を引っ張るだけだ。


2014.11.16
2週間前に停電でパソコンが不正終了したせいで、パソコンを起動するのに20分かかるようになった。 もう、Windowsの再インストールをする他ないと思うが、データのバックアップが面倒なので、 まだやっていない。再インストールは、TOAWのベトナム戦争シナリオを最後までやってからにしようと思うが、 今のところ別のゲームをやっている。

2014.11.2
珍しい食べ物飲み物追加

2014.11.2
アマゾンで、100兆ジンバブエドル札が1枚3200円で売られていた。 2008年に僕が買ったときは1枚240円だったのに。 さすがに、3200円の価値があるものを、賽銭箱に入れたり、職場で配ったりするのはためらわれる。 通貨の価値が10倍に上がることは通常は考えられない。ある意味ハイパーデフレだと思った。

2014.10.19
The Operational Art of War 3

Vietnam 65-68(米軍担当)
主要都市にゲリラが接近するだけで、 ベトコン側の得点になる設定。 国境線を薄く要塞化し、主要都市全ての守りを固めた。 主要都市のリストを印刷して、ちゃんと守りを固めたかどうか 一つ一つチェックしていった。ゲームではなく何かの事務処理を しているような感じがした。

空軍とヘリコプター部隊の威力は絶大で、ヘリコプター部隊で退路を断てば簡単にベトコンの大部隊を殲滅できる。損害比は20対1ぐらいになっていると思う。 いったん守りを固めてしまえば、後はやることがないのではと思いながら、1965年が終わった。


2014.10.19
スーパードラッグひまわりで、かき氷のシロップが半額で売られていた。 中には、賞味期限が来年の9月22日までのものがあった。祭りなどに出店する人は、 今、シロップを仕入れておけば材料費を節約できるのではないかと思った。 ハワイアンブルーのシロップを1つ買った。練り黄な粉の味付けに使う予定だ。

2014.10.5
ジェシー・リバモアの半生を扱った本『欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア 』を読んだ。 この本を読むと、現代の株の入門書で見られるようなチャート分析は全部、ジェシー・リバモアが考案したような錯覚をしてしまう。 そこまではいかないが、すでに1923年に現代とほとんど変わらないチャート分析があったことに驚かされる。

ジェシー・リバモアは小説に出てくるような相場師の典型で、金が儲かると、売買の規模を大きくし、生活が贅沢になり、 少しの失敗で破産して、また金をどこかで調達して復活するのを繰り返す。やはり、大金を得ても質素な生活を続ける のが、株で成功する上で重要だとつくづく思った。


2014.10.5
F-22の初の実戦投入のニュースを見た。Market Hackではロッキード・マーチン株について、いいことばかり書いてあった。 しかし、別のところでは、F-22は爆弾搭載量が少なく、爆撃任務には向かない、高価な戦闘機なのに実戦で使わないと、 税金の無駄使いだと言われるので、無理やり実戦投入したと軍事評論家が解説していた。 最近のMarket Hackは時流に迎合してアメリカ株ばかり紹介していてつまらない。

2014.9.24
珍しい食べ物飲み物追加

2014.9.21
宇宙での艦隊戦を扱った無料ゲーム「神々の黄昏」をやった。 インターネット上での評判は悪い(または、ほとんど無名)が、宇宙戦争を扱った無料ゲームの中では、 最もよくできていると思う。ただ、一つだけ致命的な欠点がある。体当たり攻撃をする宇宙船があることだ。 宇宙船は非常に高速で動くので、石ころが当たっただけでも大きな損傷を受ける。体当たりなどしたら自分も無事では済まない。 突撃艦「ブジョンヌイ」が宇宙要塞(小惑星を改造したようなもの)を体当たり攻撃で破壊する様子を見て、 あまりにも現実離れしていると思った。

2014.9.7
今年で、第一次世界大戦開戦100年なので、神戸大学ホームページの 新聞記事文庫で当時の新聞記事を読んでみた。 当時の主な通信手段は電信で、開戦直後に 、「英語、フランス語以外の電信は受け付けない、暗号も禁止」に なったのが面白かった。さらに、暗号を禁止すると文字数が増えて通信料金がかさむので反対する人がいて面白かった。戦争のため、情報量が 増えて電信員は不眠不休、電報が届くのが遅れるようになった。

青島にドイツ軍の艦隊がいると、海上保険料が上がるので追い払って 欲しいとの内容の記事があった。海軍の重要さがうかがえた。

1914年の10月の記事にドイツが戦費調達のために外債を募集してもアメリカの資本家が一切応じず、他方、フランス、ロシアに対しては、戦費を貸す話が進んでいるとの記事があった。アメリカの資本家は 協商側が勝つと予想したわけで、もうこの時点で第一次世界大戦の決着がついたような感じがした。


2014.9.7
5月の話だが、 歴史秘話ヒストリアで富岡製糸場をやっていたので、 見てみた。 オープニングの雰囲気などがすっかり女性向けになっていて驚いた。富岡製糸場の次が井伊直虎(戦国時代の女性領主)で、その次が卑弥呼だった。しばらく見ないうちに、こんなことになっているとは思わなかった。

2014.8.24
日本史上、一番ひどい悪人だと思う1位「明智光秀」 というのがあった。明智光秀が日本一の悪人というのもどうかと思うが、 日本史上のどんな悪人を思い浮かべても、中国の張献忠の足元にも及ばない。

張献忠は中国の明王朝末期の反乱指導者で、四川省で元々310万人いた人口が1万8千人になるほどの大虐殺を行った人だ。 虐殺の理由も意味不明で

ある時、虫の居所が悪かった張献忠は、部下に命じて自分の息子や妻妾たちを皆殺しにした。翌日その事を忘れて、息子や妻妾たちを呼び出そうとしたのだが、現れるはずも無い。自身の行いを思い出した彼は、「何故止めなかった!」と部下を皆殺しにした。

終始こんな感じだ。

明智光秀の名言は「敵は本能寺にあり」だが、 張献忠の名言は、

天生万物以養人   天はあらゆる物を与えて人を養うのに、
人無一物以報天  人はそれに一切報いることがない。
殺殺殺殺殺殺殺  殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ

だから、明智光秀は足元にも及ばない。

ちなみに僕が日本史上の悪人を挙げるとすると、
1位は戦国の奇行子★宇喜多直家(岡山県びいきか)
2位は牟田口廉也
となる。


2014.8.24
2月9日に捏造戦隊ダマスンジャーの記事を書いたが、某掲示板にこのような書き込みがあった。(日付は2014年3月2日)

藤村「どんな場所でも石器がザクザク。ゴッドハンドの異名を持つ、私が捏造戦隊レッド!」
姉歯「頑丈なビルも一瞬で崩壊。僕が噂のゴッドアーキテクトだ、捏造戦隊ブルー!」
佐村「聞こえないはずの音も丸聞え。ゴッドイヤーとは俺のこと、捏造戦隊グリーン!」
森口「ボクに治せない病気はない。IPSマイスターでお馴染み、ボクが捏造戦隊イエロー!」
オボ「えーわっかんな〜い、あのときはホントに出来たのにな〜。ゴッド女子力ならアタシ、捏造戦隊ピンク!」
全員「五人合わせて、捏造戦隊ゴーレンジャー!!」

同じようなことを考える人がいるものだ。5人揃えたところが素晴らしい。ただし、森口はやや小物のような感じがする。


2014.8.10
珍しい食べ物飲み物追加

2014.8.10
高野秀行『謎の独立国家ソマリランド』を読んだ。 図書館で手にとってパラパラとページをめくってみると、 ソマリアの地図に「イザック藤原氏」とか「ダロッド平氏」 とか「戦国南部ソマリア」と書いてあるページがあり、衝動的に借りた。

「ダロッド平氏」とか「イザック藤原氏」という表現は、冗談で書いているのではなく、 ソマリアの部族社会を理解する上で深い意味がある。ソマリア人は全員何らかの部族に所属していて、さらに、 ダロッド平氏の××分家の△△分分家の※※分分分家の●●分分分分家◎◎分分分分分家の○○(個人名)というような 所属がある。これは、覚えるのが大変そうだが、日本人が自分の住所を言えるようなものらしい。 この仕組みだと、住所不定の遊牧民でも、同じ分家に所属している人の中に必ず顔見知りがいるので、個人が特定できるらしい。 これが、日本の武家社会と似ているという意味で、平氏や藤原氏が出てくる。 鎌倉武士が一騎打ちの前に名乗りを上げるのはそういう意味があったのかと思った。 トラブルの解決なども、部族の力を 背景に行われる。外国人は部族に所属していないので、人質に取られて身代金を要求されても仕方がないらしい。 だから、ソマリアで海賊行為が横行するらしい。

今まで、リビアの報道などで、部族社会という表現が出てきても、 今一つよく分かっていなかったが、この本は分かりやすかった。


2014.7.27
先週の土曜日、10年以上使ったパソコンのモニタ(ブラウン管)が壊れた。 数日前から画面が黄色くなり、カバーを外して掃除をしたら画面が映らなくなった。 カバーを外したこと自体が良くなかったのか、エアーダスターの液が基盤にかかったのが良くなかったのか。 それでも、10年以上使ったので悔いはない。ただちにハードオフに行って新しいモニタを買った。 中古で7500円のを買ったが、前のより4インチほど画面が大きく、解像度が高く、軽い。

2014.7.27
The Operational Art of War 3

Okinawa 1945(日本軍担当) 続き
日本軍は糸満市付近まで後退したが、7月28日(ゲーム内日付)大規模な反撃を仕掛け、米軍のシャーマン戦車15両を撃破した。 そこで、米軍の進軍が止まり、膠着状態のまま8月15日の終戦を迎えた。ゲーム終了後、米軍の状況を見てみると、 前線の歩兵部隊は9割消耗し、戦車も定数の半分ぐらいになっていた。米軍の戦車は一日に数両しか撃破されなかったが、 終わってみれば、数百両の損害が出ていた。


2014.7.13
The Operational Art of War 3

Okinawa 1945(日本軍担当)
沖縄戦のシナリオ。「Kamikaze」という名前の航空隊が数日ごとに 出現と消滅を繰り返す。戦艦大和が沖縄までたどり着いたら、砲台に 変化するなど芸が細かい。

神風特攻隊が異常に強く、米軍の空母を次々に撃沈することができる。 一方、陸戦では、史実どおり米軍の攻撃が激しい。特に日本軍は、対戦車砲の数が少ないので、米軍の戦車を撃破するのが難しい。 独ソ戦シナリオが途中で戦線が膠着してしまうのに比べて、こっちは米軍が着々と前に進んでいく(日本軍は少しずつ後退を強いられる)ので、 やり応えがある。

史実での沖縄戦終結の6月20日になっても、ゲームではやっと首里が落ちたぐらいだ。ただし、ゲームは8月14日まで続けることができる。


2014.7.13
職場の先輩から借りた雑誌『歴史群像』の中の片岡徹也氏の連載が 面白かったのだが、突然途切れてしまった。よく見たら、『歴史群像』 の目次に片岡氏の死亡記事があった。

その片岡氏の最期の連載に次のような言葉があった。

高等用兵の術に到達するにはただ戦史の研究、過去の名将の会戦の 研究、それに自らの体験を加えて批判的に省察するしかない

シャルンホルスト(ナポレオン戦争の時代に活躍したプロイセンの軍人)の師匠の言葉らしい。ドイツではこのような考え方が 脈々と受け継がれ、それが、第2次世界大戦時のドイツと日本の将校の 質の差になって現れたというのが片岡氏の主張だが、それはさておき、 株についても同じことが言えると思う。つまり、株で儲けるためには、 経済の歴史の研究、過去の名投資家の研究が必要だと思う。 そんなことを考えている時に、Market Hackでポルトガルの銀行問題が 昭和恐慌の時の鈴木商店と台湾銀行の癒着に似ているとの記事があった。

神戸大学のホームページで昔の経済新聞を読むのが進んでいないが、 今後は進めたい。ヘティ・グリーン研究も。


2014.6.29
以前から、缶詰のように魚の骨を軟らかく煮る方法について研究していたが、 今回やっと成功した。

@鮭のアラを酢とお茶の葉(少々)を混ぜたものに3日間浸す。
A圧力鍋で10分煮る。
B圧力鍋をバスタオルに包んで半日放置

味はかなり酸っぱいが、美味しい。魚を酢につけた状態で長期保存が可能かもしれない。 酢を大量に使うので、煮汁を捨てるのがもったいない。煮汁の利用法を考えている。


2014.6.21
「歩兵の本領」の1番の替え歌を作った。

バングラデシュの シャツを着ろ
浮いたお金で 株を買う
バブルに踊る 浪費家は
金融危機の 花と散れ

我ながら過激な歌詞だ。2番以降の替え歌も作って、次の金融危機が起こったときに ホームページで発表したい。 そして、株を買う気持ちを奮い立たせたい。

参考


2014.6.15

DARPAは現代の世界七不思議の1つ

職場の先輩から借りた現在開発中の兵器に関する本で、 DARPAに関するものが笑えた。 DARPA(ダーパ)はアメリカ国防高等研究計画局の略で、大統領に直属する機関で、 軍事の役に立つ研究を募集して、研究費を援助している。 インターネットやGPSの開発にも関わった凄い組織なのだが、一方で、
・反重力装置
・雨雲を制御してテロリストの頭の上に雷を落とす装置
・昆虫の神経に電極を刺して動きを制御(偵察に利用)
などの研究も援助していて、僕はDARPAの名が出てくるたびに笑えるようになってしまった。

この本では
・翼幅122メートル、太陽電池で5年間飛び続ける無人偵察機
・四足歩行の輸送用ロボット
・前もって注射すれば、戦場で負傷しても痛みを感じない鎮痛剤
がDARPAの研究として挙げられていた。わざと異常なものを選んでいるようにしか思えない。

参考


2014.6.1

チャパティを食べながら、バングラデシュ・イスラム銀行の資料を読む朝

ある夜、腹が減ったので、、朝食用の練りきな粉を食べて、ミロ+牛乳を飲んだ。翌日の朝食はチャパティを食べようと思った。チャパティはインドの主食だ。インドの主食といえばナンが有名だが、インドでは、ナンは祭りの日に食べるような贅沢品で、普段はチャパティを食べているらしい。チャパティの作り方をインターネットで調べ、自分なりに考えて、

@小麦粉2カップと、水2分の1カップと塩を少々混ぜた。
Aラップをかけて一晩寝かせた。
Bその生地を薄く延ばして、フライパンで焼いた。

一晩寝かせたからと言って特別な味になるわけではなく、ほぼ普通の小麦粉焼きになった。

チャパティを作った朝は早く起きたので、ふと思いついてバングラデシュ・イスラム銀行の資料を読んだ。自分は一体どこの国の人だろうかと思った。 バングラデシュ・イスラム銀行は僕が持っているバングラデシュ株ETFの組入銘柄の筆頭に上げられる会社だ。2013年末の段階で、PERは10未満、配当利回りは5%、資本金+準備金は2004年〜2013年の10年で約6倍になった。


2014.6.1

本当にUkrainian Crisis(完結編)

(現実世界の)ウクライナ危機が始まってから3回目の(ゲームの)Ukrainian Crisis。 今回は、拠点制圧よりも、戦車と歩兵戦闘車の損害を減らすことに気を配り、勝利した。 このシナリオでは、同じT-80なのに、ウクライナ軍の戦車の方がロシア軍の戦車よりも明らかに強い。 遠距離からの撃ち合いはともかく、距離50mからの待ち伏せ攻撃でもウクライナ軍のT-80を撃破できなかった時にはどうしようかと思った。このシナリオでのロシア軍の戦車はT-80Bで、ウクライナ軍の戦車は、 T-80UDだ。T-80UDは、ウクライナが独立後、T-80を改造して作ったのかと思ってインターネットで調べてみると、面白いことが分かった。

そもそも、T-80を開発したのが、ウクライナ東部のO・O・モローゾウ記念ハルキウ(ハリコフ)機械製造設計局だった。それどころか、T-34、T-55、T-64を開発したのも、ハルキウ機械製造設計局だった。つまり、ハルキウ機械製造設計局は、第二次世界大戦以降ずっと、ソ連の戦車開発の中心だった。このシナリオを作った人は、そういったウクライナの戦車開発技術の高さを知っていたから、ロシアの戦車よりもウクライナの戦車を強くしたのだと思う。

そして、そのハルキウ(ハリコフ)が現在、親ロシア派に制圧されている。国際情勢の深淵を覗いたような気分になった。


2014.5.18
吉田忠夫『劉裕』を読んだ。劉裕は中国の宋の初代皇帝。 八王の乱→五胡十六国と進んで、ついに東晋滅亡まで来た。 社会の底辺から皇帝に上り詰めた劉裕に、筆者が共感するあまり、 学術書なのか小説なのか分からないような本になっていた。 劉裕がすることならクーデターでも、粛清でも肯定的に書かれていた。

質素倹約についての逸話がよかった。劉裕が、琥珀をもらうと、すりつぶして傷薬にして兵士に分け与えたとか。また、自室に貧民時代の鋤や鍬を置き、若い頃の苦労を忘れないように努めたとか。しかし、劉裕の死後、宋は急速に華美贅沢になっていったらしい。数代後の宋の皇帝は、 臣下(貴族)に自室の鋤や鍬の由来を聞かれ、恥ずかしさのあまり赤面してしまったらしい。 この本が書かれた1960年代から2014年にかけての日本が急速に贅沢になっていったことと重なるような感じがした。

劉裕のツイッターもあった。無名な司馬亮はともかくとして、なぜ、比較的有名な劉裕をハンドルネームにするのだろうか。名前をつける前にインターネットで調べないのだろうか。


2014.5.18
珍しい食べ物飲み物追加

2014.5.4
ガルシア・マルケス『百年の孤独』を読んだ。
評論家は魔術的リアリズムと言っているが、僕には、マコンド村ブエンディア家の歴史を書いているように思えた。不思議なことが次々と起こるのは、それほど気にならなかった。というのが、最近、通鑑記事本末で五胡十六国の歴史を調べていると、火星の運行で国の滅亡を予言するなど、現実離れした逸話が出てきたからだ。中国史に詳しい人なら(それ以前の問題として三国志を読んだことがある人なら)歴史の本に少々現実離れした逸話が出てきても驚かないのではないか。

『百年の孤独』の最後4分の1ぐらいは本当に現実離れした話になってくるが、その部分は、あまり面白くなかった。僕にとって面白かったのは、自由党と保守党の内戦に、ブエンティア家の人たちがどう関わったか、あるいは 関わらなかったかとか、バナナ農園の労働争議などの話だ。日本では文学といえば、現代の小説家自身の生活を書いたような、スケールの小さい感じがするが、世界の文学の主流は違うのかもしれない。


2014.5.4

続・本当にUkrainian Crisis

結局、ロシア軍とウクライナ軍がほとんど全滅し、 戦場の大半をロシア軍が占拠した状態で終わった。 これで勝ったと思ったら、引き分けだった。 このゲームの勝敗判定はいまひとつ分からない。

このゲームの兵器にはそれぞれ費用(cost)があり、 兵器の損害がゲームの勝敗判定に関係していると思う。 そうすると、戦車1両の費用が280で、 歩兵1個分隊の費用が10なので、歩兵を犠牲にして戦車を守れば ゲーム的に勝てることになる。元々戦車は、歩兵の損害を減らすために 開発されたものではなかったか。何か本末転倒な感じがする。


2014.4.20

本当にUkrainian Crisis

2013年9月22日にロシア対ウクライナの戦争(ゲーム)の 記事を書いたが、本当に戦争になりかけている。 そんな中、不謹慎にも SPMBTのロシア対ウクライナのシナリオがまたやりたくなった。 これで3回目か4回目の挑戦になる。昨日1回負けて、さらに、もう1回挑戦している。

このゲームの航空支援(空対地ミサイル除く) の存在意義がやっと分かってきた。 敵戦車は動くので狙いにくく、 トーチカは動かないが爆弾が貫通しない。 歩兵の陣地は飛行機から見えないので、狙えない。 目標を味方の近くに設定すると、味方を誤爆する可能性もある。 結局、航空支援は敵の砲兵を破壊するためにあることが分かった。 砲兵が出す煙を見て敵砲兵の位置の見当をつけて爆撃する。 このシナリオでは、そもそもウクライナ軍の対空ミサイルが強すぎるので、戦場の端の方にいる砲兵しか狙えない。 それで、砲兵を破壊すると、確かに敵の砲撃が弱っている感じは するのだが、このゲームでの敵の砲兵は目標設定がでたらめで、それほどの脅威にならないこともあり、地味すぎる。 現実世界の航空支援もこんなものなのだろうか。


2014.4.20
珍しい食べ物飲み物追加

2014.4.6
ニコニコ動画のドキュメンタリー「人間史」シリーズを途中まで見た。 内容は、ほとんど既に知っていることばかりだが、所々新しい発見がある。 特徴的なのは、

活版印刷
  ↓
「東方見聞録」を読んだコロンブスが新大陸へ
  ↓
新大陸から銀が流入
  ↓
インドの景気がよくなり、タージ・マハルが建設される

というような経路で説明するところだ。ゲーム「シヴィライぜーション」を連想するが、アメリカではこういう歴史叙述が一般的なのだろうか。


2014.4.6
初めてタバスコを買った。昔は辛いものが苦手だったが、 今は平気になった。タバスコはただ辛いだけでなく、酸味や塩味が あり面白い。タバスコご飯、タバスコ味噌汁、タバスコ野菜炒め、タバスコポテトサラダ、 タバスコ冷奴、キャベツの千切りにタバスコなどを試してみた。タバスコに限らず、新しい調味料を買うと、一度は何にでも試したくなる。

2014.3.23
輸入食品の店トレンドで安く売られていたので、 インドネシア料理の素を3種類買った。 裏面に日本語で作り方が書いてあった。 どれも、鶏肉か牛肉と書いているだけで、豚肉と書いていないのが 不思議だった。牛肉は高いので、代わりに牛豚ひき肉を使おうと 思った。 その時、インドネシアはイスラム教徒が多い国だった事を思い出した。 危うくアッラーの罰が当たるところだった。

2014.3.23

削り粉蒸しパン開発

削り粉50g+卵2個+小麦粉150g+ベーキングパウダー10g+水。 電子レンジで3分30秒加熱する。2012年12月2日の記事の蒸しパンと 削り粉焼きを混ぜたような食べ物。

森永おっとっと のような味がするが食感が軟らかいので新鮮な感じがする。ちぎって弁当に入れることもできる。

2014.3.9
『The Witch of Wall Street Hetty Green』の翻訳
第22章 ヘティ、夫を蹴落とす(前半)追加

2014.3.9

2月9日の記事の謎解き

2月23日の記事のAの部分
(逆に決済日が近い先物よりも決済日が遠い先物のほうが安い状態で、ETFの運用担当者が決済日が近い先物を売って、決済日が遠い先物を買うと、高い物を売って安い物を買うことになるので、ETFの資産が増えることになり、ETFは上昇する。)
vix指数自体はあまり変わらないのに、ETFの価格が上昇し続けることについて他に理由は考えられない。

つまり、2011年8月9日から 2011年10月9日まで、vix指数は30〜40程度で推移したが、決済日が近いvix指数先物は それよりやや低い値で、 決済日が遠いvix指数先物はもっと低い値で推移したと考えられる。仮にvix指数先物の第1限月が35ドルで第2限月が25ドルだとすると、第1限月を売って第2限月を買うと10ドル手元に残る。 (数ヶ月後にvix指数が下がると予想する人が多かったのだろうか。)

結論は、以前の記事と同じで、vix指数先物ETFの空売りは 思わぬ価格上昇があるので危険。vix指数を通常銘柄の売り買いの目安に した方がよい。


2014.2.23

vix指数は同じところを行ったり来たりする。だからvix指数先物 ETFは下がり続ける。

去年の中ごろ、vix指数先物ETFを本格的に空売りするなら、vix指数先物ETFの仕組みを理解しておかなければならないと思い立った。 僕にとって大きな疑問だったのが、vix指数は同じところを行ったり来たりするのに、なぜvix指数先物ETFは下がり続けるのかということだった。最初、漠然とvix指数はオプションを使って算出するもので、オプションは保険のようなものだから、平時には保険料が差し引かれて値下がりすると思っていた。しかし、vix指数先物ETFの資料をいくら読んでも、 オプションを組み入れているとは書いていなかった。

「VIX指数先物の第1限月の先物を売却し、第2限月の先物を買付ける取引を日次で行う」と書いてあるだけだった(実際にvix指数先物ETFの運用担当者がvix指数先物の売買を毎日しているわけではないのだが、それについては説明を省略する)。第1限月の先物を売却し、第2限月の先物を買付ける取引を行うのは、先物は決済日が来ると、強制的に換金されるから、運用を継続するためには、決済日が遠い先物に乗り換えないといけないからだ。 また、毎日、少しずつ決済日が遠い先物に乗り換えるのは、決済日が近い先物と決済日が遠い先物の価格の差で 極端に損をするのを避けるためだ(2010年10月10日の記事参照)。僕の思考は、ここで行き詰ってしまった。

そんな中、セブンイレブンの前を歩いていると(これも去年)、ふと、「vix指数は同じところを行ったり来たりする。だからvix指数先物ETFは下がり続ける」ということをひらめいた。

@一般的に商品や平均株価の先物は、将来値上がりすると思う人が多ければ、決済日が近い先物よりも決済日が遠い先物の方が高くなる。逆に将来値下がりすると思う人が多ければ、決済日が近い先物よりも決済日が遠い先物の方が安くなる。

A決済日が近い先物よりも決済日が遠い先物のほうが高い状態で、ETFの運用担当者が決済日が近い先物を売って決済日が遠い先物を買うと、安い物を売って高い物を買うことになるので、ETFの資産が減ることになり、ETFは下落する。
(逆に決済日が近い先物よりも決済日が遠い先物のほうが安い状態で、ETFの運用担当者が決済日が近い先物を売って、決済日が遠い先物を買うと、高い物を売って安い物を買うことになるので、ETFの資産が増えることになり、ETFは上昇する。)

平均株価や商品の先物だと、将来の価格の予想が難しい。将来値上がりすると思う人もいれば、将来値下がりすると思う人もいる。 だから、決済日が近い先物よりも決済日が遠い先物のほうが高い状態がずっと続くということはない。しかし、vix指数は10よりも低くなったことがない。vix指数が10の時に1ヶ月後のvix指数が12になるだろうと予想する人はいても、9になるだろうと予想する人はいない。vix指数は、株価の動きの激しさを指数化したものだが、将来、株価が全く動かなくなると予想する人はいない。だから、vix指数が10の時や10に近い時には決済日が近い先物よりも、決済日が遠い先物のほうが常に高くなる。したがって、vix指数が10や10に近いときはvix指数先物ETFの資産が減り続け、vix指数先物ETFが下落することになる。

「vix指数は同じところを行ったり来たりする。だからvix指数先物ETFは下がり続ける」とはそういう意味だ。

(さらに次回に続く。)


2014.2.23
珍しい食べ物飲み物追加

2014.2.9

名言集

住人に、ソチオリンピックについて、どう思うかと聞くと、「家族がトラブルに遭いかねない」として、一様に口を閉ざしてしまった
ソチの住人が、ソチオリンピックついて批判的なことを言うと、家族がいやがらせを受けるということ。

中誠信託が27日発表した救済策は、利息を支払わない代わりに元本を返済するとの内容で、返済資金の出所は公表されていない。
ベルリンの壁崩壊から4半世紀が過ぎようとしているのに、中国とロシアは相変わらずだ。

「楽譜を読み込んでいくと非常に繊密にかかれていて、言ってみれば一音符足りとも無駄な音がない。 これは相当に命を削って生み出された曲だと思いました。」
「初めてこの曲を聴いた時には私は素直に感動いたしました。そして非常に重い曲だなと思いました。 言葉で言い表すこと自体が非常に薄っぺらになってしまう。 1000年ぐらい前の音楽から現代に至るまでの音楽史上のさまざまな作品を知り尽くしていないとこういう作品は書けません。 この音楽は本当に苦悩を極めた人からしか生まれてこない音楽だと思います。」

NHKスペシャルで、音楽学者が佐村河内守の曲を評価して言った言葉。爆笑。

開始2分で草不可避なんだよなぁ…
いつでも笑える動画として登録した

上記のNHKスペシャルの動画を見た人の感想。草はインターネットスラングで笑いの意味。50分丸ごとインチキのNHKスペシャルは 一見の価値あり。物事に安易に感動してはいけない、 権威あるものでも完全に信じ込んではいけない例として、未来永劫語り継ぐべきだ。 藤村新一を思い出す。同じような仲間を、あと3人集めて「 捏造戦隊・ダマスンジャー」を結成させたい。


2014.2.9
vix指数が2倍近くなったのに、vix指数短期先物ETFは30%程度しか上昇しなかった。これなら、vix指数短期先物ETFの空売りは、かなり有利だ。2011年のユーロ危機のときに vix指数が3倍になってvix指数短期先物ETFが3倍になったのは目の錯覚だったのだろうかと 思って、Yahooファイナンスの時系列を調べてみた。

2011年7月上旬
vix指数         15.87
vix指数短期先物ETF   6560

2011年8月9日
vix指数         48
vix指数短期先物ETF  11190

やはりvix指数短期先物ETFが3倍になったのは目の錯覚だったのか・・・

2011年10月9日
vix指数         45.5
vix指数短期先物ETF  17900

これは、何なのか?

(次回に続く)


2014.1.27

続・僕のワイシャツはバングラデシュ製

先々週、ワイシャツを3着買い換えて、僕の長袖ワイシャツは、 ほぼ全部バングラデシュ製になった。池田洋一郎氏のブログ 「バングラデシュ物語」を読んだ。内容の一部を紹介すると、

・バングラデシュには、まだ電気が通ってない村が多く、 電気がない村に電気が通ると、子供は夜でも勉強ができると言って喜ぶ。
・貧困のため、バングラデシュの子供のうち50%しか小学校を卒業できない。
・バングラデシュの女性に「結婚相手に求めるものは?」とアンケートをすると、回答は「なし(両親に従う)」が1位になる。
・教師の月収6千円。
・3万人の地方自治体の職員が1人。
・船舶解体業の担い手国は日本、韓国、中国、インド、と変遷し、今はバングラデシュになっている。
・バングラデシュの牛革加工工場の労働者は素手で化学薬品に牛革を浸す。

これを読んで僕は、 物が不足しているから投資して生産を増やすのであって、 物が溢れている日本に投資しても意味が無いと強く感じた。 アベノミクスのように、日本で無理に需要を増やすことを考えるのも無意味だと思った。

「僕のワイシャツはバングラデシュ製」という言葉は一見、自虐的だが、バングラデシュ製のワイシャツを買ってお金を節約してバングラデシュに投資するという意味なら、知的で合理的で、将来の希望に満ちている感じがして面白い。


2014.1.27

手抜き弁当

仕事の帰りが遅くなったりして弁当を作らなかった日は、コンビニでパンを買っていたが、節約のため、 米と梅干と漬物だけの弁当を作ることにした。これは見た目が悪いが仕方がない。 摂取カロリーも減るので良い。

2014.1.11
去年のvix指数先物の空売りはまずまずの成功だったが、 正月休みの暇なときによくよく考えてみると、vix指数先物の空売りは危ないと思った。 vix指数は大体10と20の間を行き来する。 だから、vix指数が20の時に空売りすれば、かなり高い確率で儲かる。 しかしvix指数が20のときにvix指数を空売りして、vix指数が40になると損(含み損)をする。 さらにvix指数が80になると大損をする。

vix指数が40になるのは2010年のギリシャ危機や2011年の欧州危機のような場合で、 vix指数が80になるのはリーマンショックのような場合しかない。だから予備のお金を持っておいて、 vix指数が40や80になったときに大幅に空売りを増やせばいいのではないかと思ったのだが、 よく考えてみると、そうはいかない。 vix指数が20の時に250万空売りした後、vix指数が40になると、(控えめに見積もっても) 含み損250万円で空売りの総額が500万円になる。ここで、250万円空売りを増やした後、 vix指数が80になると、含み損1000万円で空売りの総額1500万円になる。vix指数が90や100にならない 保障はどこにもなく、含み損1000万円抱えた状態で、破産覚悟で空売りを増やす勇気があるだろうか。

空売りは、含み損が増えるのと同時に取引の総額が増えるという特徴があり、これは 値動きの激しいvix指数先物で顕著だ。これなら、vix指数は単なる売り買いの目安として利用して、 vix指数40や80の時に通常の株を買ったほうがいいような感じがする。vix指数80の時に 大量に(現物の)株を買っても破産する恐れは全くない。


2014.1.11
波多野聖『銭の戦争』2巻、3巻を読んだ。明治、大正時代の相場師を扱った小説で、 勉強にはなるのだが、 微妙な物語になってきた。主人公の能力が高すぎて、簡単に勝つのがつまらない。特に、 精巧な覆面をかぶって別の人になりきるのは、非現実的な感じがする。 諜報機関の活躍(伊藤博文暗殺の報復としてストルイピンを暗殺したりする。)や贅沢三昧の描写も、僕は好きでない。

2013.12.29

大掃除雑感

今年は寒い。大掃除の日に、洗濯機の水道が凍って出ないということは 今までなかったように思う。、 掃除中に体が冷えるとコタツに入って体を温めた ので、作業が非効率になった。 土豆で大河ドラマ「武田信玄」を聴きながらやっているが、アクセス集中のためか再生できなくなった。 第9話の冒頭にゴルバチョフとレーガンが出てきて、違う意味で 歴史を感じた。

寒くて作業が中断になることが多いなら、先週の 三連休から分散してやったほうが良かった。 物を買うためではなく、物を減らす(リサイクル、売却)ために 外出することを心がけたほうがいいかもしれない。


2013.12.29
職場の先輩から借りた第二次世界大戦ブックス『空母』を 読み終えた。もう空母のことは十分知っているつもりだったが、 その本は連合国の視点から書かれているので、目新しく感じた。 イギリス空母と地中海の海戦にもかなりの紙面が割かれていた。 アメリカから見るとレイテ沖海戦でさえも米軍が苦戦しているように 見える。

「愛国的な宗教の一種である武士道」とか「東条内閣の狂信的な 軍閥たち」という表現も面白かった。


2013.12.15
西晋演義と同じサイトの、漢の文帝の小説を読んだ。呂后や武帝は比較的有名だが 文帝や景帝の時代はあまりり有名ではない。 それでも、西晋の八王の乱に関する本を読んだ後で、 前漢の呂氏一族が滅亡したときの歴史を再度読んでみると 、余りにも似ていてびっくりした。 実は、漢の文帝の時代は統一王朝が長続きするかどうかの分かれ目 だったのではないか。

漢の文帝は中国史上屈指の名君といわれるが、 そのエピソードが面白かった。
臣下が賄賂を取ったら、生活に困らないように金を与えた。
呉王が病と偽って参勤しないので、杖を与えた。
匈奴が条約を破って、国内で略奪をしても許した。

これは、皇帝の権力が弱くて何もできないので、負け惜しみ を言っているだけのような気がした。サダム・フセインが湾岸戦争で 勝ったと主張しているようなものだ。近代以前の為政者も、 君主の権力を制限した方が良いことに、うすうす気付いていたのではないか。


2013.12.15
法というものは、天子が天下の民とともに公共のものとして守るベきものです。いま、法がこう定めてありますのに、さらに重罪にいたしますと、法は民に信頼されなくなります。
紀元前の中国で、すでにこういう主張があった。現代の北朝鮮は、 どうだろうか。

真珠湾を三重県の湾、B29を非常に柔らかい鉛筆と勘違いしたり、 挙句の果てには英霊をイギリス軍の幽霊と間違えるご時勢
爆笑。空襲警報発令のサイレンが鳴り、サーチライトが揺れる空に、大量の鉛筆が浮かんでいる様子が目に浮かぶ。


2013.12.2
更新期限の2週間を過ぎてしまった。

ATFは防御は簡単なのに、攻撃になると急に難しくなる。 しかもゲーム内での歩兵の扱いが大雑把過ぎる。 敵歩兵が味方歩兵に向けて対戦車ミサイルを発射して、 味方歩兵が全滅するという近未来戦の様相を呈している。 煙幕は役に立たず(敵は煙幕で視界がさえぎられても撃ってくる)、 迫撃砲は役に立たず(このゲームでは制圧の効果があまりない)、 手詰まりになってしまった。

その後で、無料の戦略シミュレーションの「むなしい努力」に手を出して、 更新期限をつい忘れてしまった。


2013.12.2
バングラデシュ株を買い増しした。シンガポール証券取引所 に上場されているETFなのだが、極端に出来高が少ない。 その日注文が成立したのは僕の注文だけだったことがある。 最近は1ヶ月に数回しか注文が成立しない。 楽天証券もシンガポール証券取引所もドイツ銀行も信用に値 すると思うのだが。

バングラデシュETFの構成銘柄の1つであるバングラデシュ イスラム銀行の損益計算書を見てみたら、zakat expenseがあって驚いた。ザカートは喜捨のことだ。イスラム教は面白い。


2013.11.17

ぽすれん対土豆

大河ドラマ「太平記」を借りようと思ってツタヤに行ったら店頭から 消えていた。年々増えていくDVDに対して限られたレンタル店のスペースを思う。レンタルDVDのやり取りを郵送でする「ぽすれん」 の利用を考えた。今まではクレジットカードがなかったので 利用できなかったが、今ではVプリカがある。

しかし、インターネットで「太平記」を検索すると、 無料で見れるサイト(「土豆」読みは「トゥードウ」)を見つけた。 これで、お金を出して 借りる必要がなくなった。「太平記」の次は「武田信玄」が見たい(聴きたい)。


2013.11.17
珍しい食べ物飲み物追加

2013.11.3
本宮ひろ志「男一匹ガキ大将」が株を扱った漫画だということを 発見して、3巻を電子書籍で読んでみた。

主人公が買った株は、新素材を使って安い家を作る会社の株だった。 主人公は、会社のことを徹底的に調べ、最終的に直接社長に会うことにした。そこで社長は、子供のころ四畳半一間のアパートに親子5人で 暮らした経験を語り、そのため安い家を作ることに執念を持っていると話した。その話に感動した主人公はその会社の株を 買うことにした。

競争会社が、ヤクザの大集団を雇ってモデルハウスを 叩き壊そうとし、嵐の中で主人公とその仲間がモデルハウスを守って 乱闘するシーンが見せ場になっている。

安い家を作るためにそこまでしたのに、今の日本人は、アベノミクスとかデフレ解消とか言って物価を上げようとしているのが悪い冗談に思えてきた。世の中に物が溢れているのに、消費を増やそうというのも 無理な話だ。

すでに十分豊かな日本に投資してもしょうがない。 投資するなら、バングラデシュのような貧しい国にするべきだと 強く感じだ。


2013.11.3
久しぶりに風邪を引いて、昨日と今日はほとんど寝て過ごした。 職場の先輩から借りた『歴史群像』を読んだり、大河ドラマ「草燃える」の総集編を見て(聴いて)過ごした。「草燃える」は1979年 のドラマなのに、登場人物の話し方が今と微妙に違う。 こっちの北条政子は、決して弓を持って草むらを駆け回ったりしない。 たった30年ちょっとでここまで変わってしまうものなのか。

義経が勝手に任官したとき、頼朝がどう思ったかなど、歴史の転換点における関係者の考えが長いせりふで表現されているのが味がある。


2013.10.20
Vプリカを使って外国製ゲームArmored Task Forceを買った。 僕は、いかなる意味でも借金をしたくない。 だから、クレジットカードは作りたくない。さらに、クレジットカード番号をインターネットで送信するのは、危険だと思う。 Armored Task Forceはダウンロード販売なので、 直接、外国のホームページで決済する必要があった。

困っていたところ、Vプリカというものを見つけた。 Vプリカはクレジットカード決済を代行してくれるもので、 コンビニでお金を前払いすると、前払い金額の分だけ クレジットカード決済を利用できる仕組みだ。

Armored Task Forceは 29ドルという価格相応でシナリオ数が少ない。 地図が精密すぎるので、シナリオを作るのが難しいのだろうか。 TOAWやSPMBTやSPWAWのように永久に遊べるような感じにはならない。 リアルさを追求した現代戦ゲームで、 シナリオごとに風向きと風の速さがあり、煙幕が風に流されるのが 再現されている。しかし、今のところ、煙幕が必要な 局面に出会っていない。


2013.10.20
珍しい食べ物飲み物追加

2013.10.6

中国株空売り継続

NHKスペシャル「空前の農民大移住」を見た。誰も住まない街を 作る理由が少し分かった。 しかし、工場を増やしても工業製品を売る相手がいないと意味がない。 中国の鉄鋼業は大幅な生産過剰といわれている。重慶市の目論見通り 工場が誘致できるとは思えないし、こういった場合、計画を立てる側は 往々にして甘い将来予測をするものだ。

加えて同時に、減少した農民で同じ量の食料を生産できるように 農業の機械化、大規模化 を進めないと、食糧不足→インフレ→国際競争力低下→工場の誘致不能となるだろう。


2013.10.6

地雷を踏んだらサヨウナラ

SPMBT

AIW:Marjayou
2003年のイスラエル対PLOのシナリオ。 イスラエル担当。イスラエル軍には、 ヘリコプター、地雷処理戦車、主力戦車、装甲兵員輸送車がある。 戦場には地雷が埋めてある。

最初、普通に
@ヘリコプターで偵察
A地雷処理戦車で地雷発見、地雷処理
B主力戦車行動
をすると、ヘリコプターで発見しきれなかった敵戦車の射撃で、 地雷処理戦車が撃破されたり、運が悪いと地雷処理戦車が地雷を踏んで行動不能に なったりした。

不要な車両があれば、ヘリコプターが偵察させた後に進ませて、 その車両が地雷を踏んだり、敵戦車の射撃を受けることで、地雷処理戦車や主力戦車の損害をなくすことができる。考えた末 装甲兵員輸送車から歩兵を降ろして、ヘリコプターの後に進ませて、 地雷よけ、弾よけにすることにした。歩兵はヘリコプターでピストン 輸送する。ゲーム的にはこれでうまくいったが、パズルのようで 非現実的な気がする。装甲兵員輸送車に乗っている歩兵は、 装甲兵員輸送車と連携して戦う訓練をしているのではないのだろうか。 このゲームでは、前にもソ連対アフガニスタンのシナリオで、 歩兵を装甲兵員輸送車から降ろして、ヘリコプターで運ばないと 勝てないものがあった。

それにも増して非現実的だったのが、次の事件だ。 ヘリコプターから歩兵を 降ろそうとして、その場所に、たまたま地雷があり、歩兵が 地雷を踏むとヘリコプターまで巻き添えを受けて墜落した。 こんなことは現実に起こるのだろうか。

インターネットで調べると、最近、対ヘリコプター地雷が 実用化されたらしい。


2013.9.22
スーツのカビ対策の実験は完全に失敗に終わった。 衣類圧縮袋を開けてみると、乾燥剤は水分を吸いきった状態 で、スーツにはカビがはえ、おまけにスーツはしわだらけだった。 もともと、衣類の中にあった水分が多すぎて乾燥剤では吸いきれない のか、衣類圧縮袋で密閉しても少しずつ水分が入ってくることが 考えられる。次はもっと大きい乾燥剤で実験してみようと思う。 当然、今後は密閉するだけで圧縮はしない。

2013.9.22
TOAWは1944年からの独ソ戦のシナリオでも勝てたので、 もうやり尽くした感じがする。SPMBTのUkrainian Crisis (ロシア対ウクライナ) を久しぶりにやってみると、全然勝てなかった。遠距離からの対戦車 ミサイルで簡単に戦車を撃破され、飛行機は携帯対空ミサイルで 打ち落とされ、うんざりした。機械化歩兵の運用方法も忘れ かけていた。

SPMBTの機械化歩兵の運用方法(市街戦)というのは、

@野砲・迫撃砲による砲撃
A歩兵が歩兵戦闘車から降りて道路上を前進、敵歩兵を排除
B歩兵戦闘車が歩兵のあとをついていく
C歩兵が歩兵戦闘車に乗車(味方の砲撃の巻き添えを避けるため)

これを繰り返すことになる。現実の機械化歩兵の運用もこんな感じ なのだろうか、機械化歩兵の戦術についての資料が少ないので、 よく分からない。


2013.9.8
インド版巨人の星、「スーラジ・ザ・ライジングスター」を3話まで ニコニコ動画で見た。スラム街の町並みや主人公の暮らしぶりを見て、 またインド株を買いたくなった。ニコニコ動画を通してインドの アニメを見たのと同じパソコン、同じ回線でインド株を買うことができる。世界が実はこんな風になっていることは、テレビで「スーラジ・ザ・ライジングスター」を見たインドの子供達には想像もつかないだろう。圧倒的な格差がそこにある。

劇中で主人公のライバルが父親(大企業の社長)に「スポーツなんかやっても金にならない」と言われて反発するシーンがある。 僕はそれと正反対で、毎日野球中継を見るような家庭に育ったのに、今はスポーツ関係のニュースは見ずに経済関係のニュースばかり見ているのが面白い。


2013.9.8
今年の初め、僕は、2020年の オリンピックの開催地が決まる直前にトルコ株を買って、 オリンピック開催地がイスタンブールに決まった直後にトルコ株を 売って儲けようと考えていた。その後、トルコで反政府デモが 激化したので、イスタンブールオリンピックの実現可能性 は低いと思い、トルコ株の件はあきらめた。

オリンピックが終わった後には開催国の公共事業が減り、景気が悪化 するので、オリンピック中に開催国の空売りをするのも面白いかもしれない。とは言え、去年オリンピックがあったばかりなので、当分 先の話になる。


2013.8.25
ドラマ「蒼穹の昴」をインターネットで見た。数年前に レンタルDVDで途中まで見たが、いつの間にかツタヤの 店頭から消えてしまった。続きを見たいと思っていたところ、 最近、インターネットで発見した。 続編の『中原の虹』も読みたい。 張作霖が主人公なのが興味がある。張作霖といえば、 列車が 爆発して死んだ人というイメージが一番強く、情けない人物のような感じがするが、 どんな風に格好良く書かれるだろうか。

2013.8.25
農協の直売所でバジルを買った。バジルの使い方をインターネット で調べると、バジル酢があった。そこで、にんじんの酢漬けにバジルを入れることを思いついた。いつもの酢漬けと比べて、 大幅に味が変わって面白かった。酢漬けに葉っぱを入れることの連想から、ゆで卵の酢漬けに赤紫蘇を入れて、ゆで卵を赤く染めることを 思いついた。実際にやってみると、本当に赤く染まって面白かった。

2013.8.11

テレビ朝日空売り継続

職場の食堂で、山陽新聞を読んでいると、ジェフ・ベゾフ氏が ワシントンポストを買収した記事が目に入った。

実は、その日の朝、 Market Hackの記事を読んでそのことは知っていた。しかし、Market Hackの記事は、アマゾン側の視点に立って書かれていたので、「アメリカのインターネット企業のことはいいから、もっと新興国の記事を書いて欲しい」 などと思いながら軽く読み飛ばした。

山陽新聞の記事は、ワシントンポスト側の視点に立って書かれていた。 ワシントンポストは発行部数が減り、赤字続きだったようだ。 僕は、テレビ朝日の大株主が朝日新聞社だったことを思い出した。 朝日新聞社の業績が悪化すれば、テレビ朝日の株価も下がるかもしれない。

朝日新聞社についてインターネットで調べてみると、発行部数は 毎年減っていることが分かった。「3年連続の黒字」という表現は、僕の目には 業績が悪いことを示しているように見えた。なぜなら、増益か減益かではなく赤字か黒字かを問題にしているからだ。 リーマンショックのときには、朝日新聞社 が赤字を埋めるためテレビ朝日の株を大量に 売った形跡がある。 次に不況が起こった時にも同じことが起こるのではないか。

新聞を読んで、新聞に関係する会社の空売りのことを考えるのは、皮肉以外の何物でもない。


2013.8.11
珍しい食べ物飲み物追加

2013.7.28
ふと、イスラム教のアザーンが聞きたくなってYou Tubeを検索していると、同志社大学のイスラム教に関する講義を録画したものが見つかった。講義は標準語なのだが、声の感じが大阪弁で、シャリーア(イスラム法)をマクドやユニバと同じ感じででシャリアと発音しているのが面白かった(ちなみにアラブ人の発音を聞いても僕にはシャリーアと聞こえる。)。他にも様々な大学の講義の録画がYou Tubeで公開されている。 ここまで来ると、もうテレビをやめてNHK受信料を節約したほうが いいのではないかと思えてきた。

2013.7.28
スーパーで320g38円の豆腐(以前は400グラム38円だった)を見て、ホームページに「今週のアベノミクス」というコーナー を作ったら面白いと思った。別に僕はアベノミクスが嫌いなわけでも、 生活必需品の値上がりでそれほど苦しんでいるわけでもないのだが、 どうしても物価上昇について皮肉が言いたくなる。

2013.7.28
珍しい食べ物飲み物追加

2013.7.14

ホームページ投資法のホームページの投資法

6月17日、ブラジル株ETFの空売り注文を出す直前に ホームページ投資法のことを思い出した。ホームページ投資法というのは、僕が勝手に考えた言葉で、ホームページに書くほど面白い 取引のほうが儲かる確率が高いという意味だ。 ブラジル株を空売りする理由は、景気が悪化しているのに利上げを するのが異常だからだが、これはホームページに載せるほど面白い 話題なのか迷った。迷った末にホームページに載せるほど面白い 話題ではないと判断して、空売りはしないことにした。 今、ホームページにそのことを書いているので、 やっぱり空売りをすべきだったのではないかとも思う。

2013.7.14
映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」を見た。戦闘シーンが短かったのが不満だった。戦闘シーン以外の部分は演出が極端で、 アメリカ人に向けて、山本五十六は悪くないということを伝えようとした映画という印象を受けた。何が極端だったかというと、真珠湾 攻撃前に外務省に対して開戦前に最後通牒を渡すよう念を押して いる場面があるが、連合艦隊司令長官は外務省のすることに直接口出しをする権限があったのだろうか。例えあったとしても、真珠湾攻撃直前に そんな事をする暇があったのだろうか。

日本はナチスドイツと同盟したから悪、真珠湾攻撃はだまし討ちだから日本は悪というのはアメリカ人の常識なのかもしれないが、何の 予備知識もない日本人がこの映画を見ると、 何で三国同盟反対や事前通告 を強調するのか訳が分からなくなるのではないか。


2013.6.30
6月24日に中国株ETFの空売りを始めた。 すでに、 ニュースで中国の金利上昇や、シャドーバンキングについて 語り尽くされたような感じもするので、別の観点から書きたい。 僕が中国株の空売りを決意するきっかけになったのは、 中国の長期金利と短期金利が逆転したことだ。 お金を貸す側の立場に立って考えると、明日お金が返ってくるのと 10年後にお金が返ってくるのを比べると、明日返ってくるほうが 安全に決まっている。従って、明日までならお金を貸してもいいという人は多く、10年後までお金を貸してもいいという人は少ないので、 通常、 期間が短いほうが金利は低くなる。期間が短いほうが金利が高いのは、異常であり、お金を借りる側がよほど資金繰りに困っていることになる。長短金利逆転は、アメリカのITバブル崩壊前やリーマンショック前にもあった。さらに、1907年恐慌の前にもあった(2010年2月14日の記事参照)。かなり強い景気後退の前触れだと思う。

それにしても、ジム・チェイノス氏の予想的中率は凄い。これまで、 エンロン破綻、リーマンショック、太陽電池バブル崩壊、コンプガチャショック(?)、ブラジル株暴落、中国株暴落を的中させた。 今年の1月ごろ、ジム・チェイノス氏が中国のシャドーバンキングが危ないと言っている記事があった。僕はそれを見て「中国株が上がっているのに、まだそんなことを言っているのか」とさえ思ったが、 僕の方が間違っていたようだ。 今後は、空売りの投資判断については、第一にジム・チェイノス氏の動向を参考にしようと思う。


2013.6.30
珍しい食べ物飲み物追加

2013.6.16

アベノミクスとスーパードラッグひまわり

先週、スーパードラッグひまわりに行くと、400g298円の冷凍豚肉の隣に 500g398円の冷凍豚肉があった。今まで何年も冷凍豚肉は400g298円が相場だった。 アベノミクスの影響で値上がりしたのだと直感したが、後で電卓を叩いて どれくらい値上がりしたか確かめようと思った。しかし、少し落ち着いて考えると簡単な計算だった。 「4分の3」が「5分の4」になったという話だ。職場の自販機と違い、 スーパードラッグひまわりは実に巧妙な値上げをすると思った。それでも、 これはまだ値上げの決定的な証拠にはならない。さらに店内を回っていると、 ミックスベジタブルが500g128円になっていた。2011年7月24日の記事にミックスベジタブル500 g97円と書いたので、それと比べると明らかな値上がりだ。そのミックスベジタブルは アメリカ産でも中国産でもなくベルギー産だった。なぜベルギーで野菜が安く作れるのか不思議だ。

最近、円高が進行しているが、僕の考えでは、もしも年内に1ドル89円になったらアベノミクスの失敗が確定する。


2013.6.16

歴史小説家はゆま氏

Wikipediaで前漢初期の歴史(呂氏粛清の経過は八王の乱と似ている)を調べていると

恵帝が登場する作品
小説 『劉邦の宦官』(黒澤はゆま)

という記述があった。変わった名前なので検索してみると、黒澤はゆま氏のブログ(はゆま荘) が見つかった。トップページがアニメ絵で、エヴァンゲリオンや魔法少女まどか☆マギカの感想、 信長の野望に関する記述 が出てくる。今まで、歴史小説家というのは、もっと固い人だと思っていた。 小説の方もそのうち読みたい。


2013.6.2

アベノミクス自販機

人に頼まれて職場の自販機でお茶を買った。 取り出し口から出てきたペットボトルの形が見本と違っていた。 よく見ると、見本は500mlなのに、出てきたものは435mlだった。

アベノミクスは嫌いではないのだが 、物価が上昇するとアベノミクスと関連付けて、 風刺したくなる。セブンイレブンのアイスが198円から218円に値上がりしたのもアベノミクスだ。


2013.6.2

スーツのカビ対策

毎年、夏になるとスーツにカビが発生する。 「防カビ」表示のある防虫剤を使っているが、あまり効果がない。 納豆菌を使ったカビ防止剤も試してみたが、効果がなかった。 今年は、衣類圧縮袋にスーツを入れて、乾燥剤(煎餅や海苔 の容器に入っていたものを、ジャムの空瓶に入れて保存) を入れて掃除機で空気を抜いてみた。湿気が入ってこないので カビの発生を防ぐことができると考えている。

2013.5.19
珍しい食べ物飲み物追加

2013.5.18
バングラデシュ株ETFを買い、『バングラデシュを知るための60章』 と『グラミンフォンという奇跡』を読んだ。

『バングラデシュを知るための60章』によると、バングラデシュの繊維製品が日本に輸出されるようになったのは最近だが、欧米に対する輸出は昔からあったらしい。また、バングラデシュの子供は、 貧しくてタゴールの詩集を買えないので、教科書のタゴールの詩を必死に暗記したとの一節があった。僕の世代が受けた教育も現代 日本の教育も何か根本的に間違っているような感じがした。

『グラミンフォンという奇跡』はバングラデシュの携帯電話会社 グラミンフォンに関する本だ。僕が持っているバングラデシュ株 ETFにもグラミンフォン株が含まれている。バングラデシュの 固定電話会社は国有で、電話回線を引くのに10年以上待たされる 事があり、バングラデシュの発展を妨げていたらしい。 そんな中、グラミンフォンは、バングラデシュで携帯電話事業を興し、一般のバングラデシュの国民が電話を使えるようにした。 間接的だとしても、僕がこのような会社の株を所有しているのは誇らしいと思った。


2013.5.4
去年の10月の話だが、TDアメリトレードから、口座閉鎖の知らせが届いた。 今後、日本在住者は、TDアメリトレードの口座を持てないらしい。 理由はよく分からないが、マネーロンダリング防止の関係らしい。11月に、TDアメリトレードの 口座にあったお金と同額の小切手が郵送されてきた。小切手は2月に中国銀行津山支店で 取立ての手続きをした。その間にドルの価値が大幅に上がったのは運が良かった。 中国銀行の行員から、小切手のお金をドルで受け取るか円で受け取るか聞かれた(ドルで受け取った方が 手数料が割高になる。) 。 その時はドルで受け取ると答えたが、 今後の為替相場の見通しを聞かれているような感じがした。

2013.5.4

名言集

際限の無い報復打撃
より恐ろしい懲罰
全戦線での全面的軍事打撃行動
再侵略戦争の砲声
報復聖戦
壊滅的な打撃
物理的打撃で鎮圧
予想を超える打撃
強力な物理的報復
戦争挑発の前奏曲
本当の戦争の味
未公開で最先端の世界的な打撃力量と安全保衛手段がある
この世の誰も体験したことのない最も厳しい懲罰
先軍の銃でことごとく一掃
本当の戦争を見せる
絶対に無事ではなくなる
無慈悲な打撃で断固懲罰
物理的打撃は避けられない
無慈悲な電撃作戦
無慈悲な軍事攻撃
2次、3次の強力な物理的報復打撃
元首らの牙城を火の海に
無慈悲で激しい叱責によって裁く
容赦ない無慈悲な打撃
深刻な打撃を再現する事になる
第2、第3の、予想もつかない軍事的な打撃を加える
強力な物理的対応措置
戦争を味わうことになる
身震いするような体験をすることになる

北朝鮮の声明を集めたもの。某掲示板では、これを「無慈悲シリーズ」と呼んでいた。

キプロス議会、銀行預金課税法案を否決 大破局キタ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━!!
大破局には至っていないが、スロベニアやオランダも危ないという話がある。

国の純公的債務残高は1816年に国内総生産(GDP)の240%に相当する規模に達した。125年間にわたるフランスとの戦いの産物だった。この莫大な債務負担を抱えた後、英国はどんな経済的惨事に見舞われたのか? 
やって来たのは産業革命だった。

最近、緊縮財政派が依拠する学説の誤りが証明されたらしい。


2013.4.21

ゆとり資本主義

資本主義は弱肉強食のイメージがあり、「ゆとり」とは 相容れないと思う人が多いかもしれない。しかし、ある日の 日経新聞でウォーレン・バフェット氏が金儲けの秘訣に「ゆとり」 を挙げていた。以下引用する。

バフェット氏の投資哲学の1つは「ゆとり」だ。十分に株価が 上がらない場合でも利益が出るくらい割安な水準で投資することを 意味する。その意味でリーマン危機は同氏にとって絶好の投資 機会だった。「独立した考えを持たなければ成功しない」(後略)

久しぶりに「ゆとり」を良い意味で使っている文章を見かけた。 このような意味での「ゆとり教育」を実行する国があったら素晴らしいと思うが、多分どの国も実行しないだろう。


2013.4.21
職場に珍しい食べ物飲み物が好きな先輩がいるので、 何か買って渡そうと思っている。 セブンイレブンのティラミス雪見大福や溶けないムースアイスは、 珍しいが 季節的によろしくないと思う。そんな中、スーパードラッグひまわり で生豆茶を見つけた。生のコーヒー豆から作った飲み物だ。 生豆茶は1リットルのペットボトルに入っているが、 さすがに全く自分が飲んだことのないものを他人に飲ませようとは 思わないので、迷った末、自分用に1本買って、渡す分は次に スーパードラッグひまわりに行ったときに買おうと心に決めた。 しかし、一週間後にスーパードラッグひまわりに行ったときには生豆茶がなかった。そんなに売れるとは思わなかった。

実家に帰るときに珍しい食べ物飲み物をおみやげとして持って帰るのが 僕の習慣になっているが、この前はチーズロールケーキを持って帰る つもりだった。賞味期限が短いので、帰る直前に買おうと思って セブンイレブンに行くと、そのときに限って置いていなかった。


2013.4.7

僕のワイシャツはバングラデシュ製

ワイシャツが破れたので新しいワイシャツを買おうと思ってイオンに行った。日本製のワイシャツが3000円でバングラデシュ製のワイシャツが1000円で売られていた。当然、バングラデシュ製のワイシャツを買った。その後、別の場所で、定価2000円の中国製のワイシャツが1500円で売られていた。バングラデシュが一番安いワイシャツを作ることができるので、僕はバングラデシュの株を買いたいと思った。バングラデシュ株のETFは楽天証券で買えるらしい。

ジェトロによると、2011年のバングラデシュの一人当たりGDPは、米ドルに換算すると767ドルで、約7万円に相当する。そして、2002年のバングラデシュの一人当たりGDPは374ドルで、2002年〜2011年の間にバングラデシュの一人当たりGDPは約2倍になったことになる。ちなみに、日本の2011年の一人当たりGDPは 45869ドルで、中国の2011年の一人当たりGDPは7298ドルだ。 バングラデシュの平均株価は、2010年の末に8900になった後、下がり続け、今は3600ぐらいだ。数年前、バングラデシュ株が暴落したとき、怒ったバングラデシュ人が暴動を起こしたらしい。

先進国の高付加価値商品の微妙な違いに注目するより、ワイシャツを2000円で作れるか、1000円で作れるかという分野で物を考える方が僕の性に合っている。ただし、以前、100円ショップで300円のワイシャツを買った時は、10回洗濯したら駄目になった。バングラデシュ株を買うのは、 バングラデシュ製のワイシャツは洗濯しても駄目にならないことを確認してからにしようと思う。


2013.4.7

眠たい戦争

The Operational Art of War 3

Sicily43(枢軸軍担当)
以前やったことのあるシチリア島の戦いのシナリオ。 味方の兵力が少なすぎて防衛線を張れないのが問題だった。 かといって、薄い防衛線を張ると簡単に突破される。 結局、点線状に防衛線を張ればうまくいった。 ゲームの序盤で連合軍の進軍は止まり、中盤は単純作業の繰り返しになり、眠たくなった。終盤には、やや連合軍の攻撃が激しくなったが、 問題なく勝てた。TOAWもやり尽くした感じがする。


2013.3.24

輪転機の準備はできているか

3月17日の朝、Market Hackを見ると(もはや、朝起きてMarket Hackを見るのは日課になっている)、 キプロス預金封鎖の記事があった。僕は、現代の世界でこのようなことが起こるのかと背筋が寒くなった。銀行預金は危ない、純金積立を再開しようかなど、数分間考えた。数分後には、世界経済の危機について考えるようになった。預金の10パーセントを政府が没収したら、預金者は、残りの預金を全部銀行から引き出すに決まっている。取り付け騒ぎがイタリアやギリシャでも起こる恐れがある。 結局、その日の夕方に保有株のかなりの部分の売り注文を出した。

JBpressの記事に、キプロス預金封鎖についての交渉の経過を 書いたものがあった(参考)。 一国の指導者をこのような屈辱的な目に遭わせるのなら、 次からは、「銀行には新通貨を注入する」と切り返されるだろう。既に、イタリアやギリシャは秘密裏にユーロ離脱の準備を進めているかもしれない。


2013.3.24
僕は、歴史や戦争に関する音楽に昔から興味を持っているが、 とりわけ、中国の軍楽がどんなものか聞いてみたいと思っている。 インターネットで調べると、唐の軍楽(鼓吹)を日本が取り入れた ことや、 清が西洋の軍楽を導入するまでは伝統的な鼓吹を演奏していたという ことはわかるのだが、音声情報は見つからなかった。

最近、朝鮮王朝の軍楽「大吹打」を見つけた。 なんとなくトルコの軍楽と似ていて、 起源が同じだったのではないかと思った。 残念なことにインターネットで 探しても曲が2種類しか見つからない。
(参考)


2013.3.10
珍しい食べ物飲み物追加

2013.3.10
橋本治「双調 平家物語」8巻で遂に「ヒデヨシ」が登場した。宇多天皇5世の孫、佐々木三郎秀義のことだ。佐々木秀義は佐々木高綱の父で、南北朝時代の佐々木道誉や戦国時代の六角義賢は佐々木秀義の末裔にあたる。8巻は源為朝の活躍を中心に保元の乱の戦闘場面がかなり詳しく書かれてあり、 次の平治の乱や治承・寿永の乱がどう書いてあるか楽しみだ。 保元の乱に参戦した武士には 八郎とか七郎とか兄弟の数が多そうな名前の人がやたらといて、源平合戦は 日本の人口が増えすぎて土地が足らなくなったことが原因の1つではないかと思った。

2013.2.24
橋本治『双調 平家物語』7巻まで読んだ。去年の大河ドラマを見て、そういえば平家物語を読んだことが ないので読んでみようと思った。図書館で平家物語の現代語訳の本を探していると、平家物語なのに1巻に蘇我馬子が出てくる本があり驚いた。そこから保元の乱に至るまでの日本史が延々と続く。

平清盛がまだ出てこないのに6巻で信長が出てくる。信長といったら織田信長しか思いつかないが、 ここで出てくるのは藤原道長の孫の藤原信長だ。「信長は・・・」という記述を見ると、戦国時代 の話にしか思えない。面白いのでインターネットで藤原信長を検索すると、「藤原信長検定」 というものがあった。4択クイズに答えると認定証がもらえたが、5人しか受けた人がいないらしい。 ちなみに織田信長も一時、藤原信長を名乗ったことがあるので訳が分からない。

7巻で「イエヤス」が出てくる。六条流藤原氏の藤原家保だ。次は秀吉かと思ったら北政所が出てきた。 保元の乱で敗れた藤原頼長の妻が北政所と呼ばれたらしい。3位以上の貴族の 正室はみんな北政所と呼ばれた時代があったようで、北政所は一般的な称号らしい。



2013.2.24

本気でゲームを作ると会社が傾く

現代の陸戦の戦術級のゲームで面白いものはないかと思って探していると、 「Armored Task Force」 というものがあった。陸軍大尉によって作られた限りなく軍用に近いシミュレーションゲームで リアルタイムなのが売りらしい。普通のリアルタイムのゲームは 敵味方が同時に動くという意味でしかないが、このゲームは一秒が本当の戦場の一秒に 相当するように再現しているらしい(一時停止も早送りもできる)。 体験版をダウンロードしたが、非常に難しい。正面から進軍すると、敵の集中砲火を浴びて すぐに全滅する。まだ勝てないが、遠回りして、敵の後ろに回ればいいような感じがする。

Armored Task Forceは29$でダウンロード販売されているが、製造元の会社のホームページが2009年2月19日で止まっていた。僕が気に入るようなゲームを作る会社は長続きしないような感じがする。TOAW作った会社やSteel Panthersを作った会社も今はない。

図書館で日経新聞を読むと、ガンホーの株価急騰の記事があった。ラグラロクオンラインは名前は聞いた 事があるが、最近ヒットしたのは「パズル&ドラゴンズ」でテトリスのようなゲームらしい。 「パズドラ 課金」を検索すると14万円かけて、ドラゴンをそろえたような記事が見つかり、 がっかりした。
参考


2013.2.10

その解釈が何の役に立つのか

先週の土曜日に図書館で日経新聞を読んでいると、アメリカの金利の推移の記事が目に留まった。 アメリカの10年物国債の利回りは去年の7月頃に1.5%だったが、今は2%に上がったらしい。 一方、日本の10年物国債の利回りは0.7%から0.8%になった。 これを読んで僕は、最近の日本の円安は、アベノミクスを持ち出さなくても、 日米金利差で説明できるのではないかと思った。アメリカの金利が上がって、日本の金利との差が 広がれば、日本の国債を持っているより、アメリカの国債を持っている方が得なので、 日本の国債を売って、円を売りドルを買い、アメリカの国債を買う人が増え、円安ドル高になる。 そもそも、今の日銀が本当に大胆な金融緩和を やっているのかどうか怪しい。アメリカのQEと比べてどれだけ通貨を増やしたのか分からない。

図書館からの帰りに自転車をこぎながら、この見方が、僕の金儲けの何の役に立つのか考えた。 余り役に立たないような気がした。アメリカの金利が下落すれば、また円高になると言うことは できるが、アメリカの金利がいつ下がるか分からない。日経新聞には、 アメリカの金利上昇の原因はヨーロッパの債務危機の懸念が後退したからと書いてあったので、 ヨーロッパで何かが起これば、アメリカの金利が下落し、円高になると思った。 日本のニュースはアベノミクスにばかり注目して、ヨーロッパ経済 のことは余り報道しないので、ひょっとしたら何かが起こるかもと漠然と考えたが、 やっぱり、この見方は金儲けの役には立たないような気がした。

週明けの2月4日月曜日、スペインとイタリアの政局不安のため、 イタリアの平均株価が700下がった。 同じ日、インタートレードの株価は極端に上昇した後下落し、出来高も極端に多かった。 僕はインタートレードの空売りを増やすことにした。


2013.2.10
去年の12月以来、日本株は上昇しているが、 僕は2010年に「日本から撤退」という記事を書くほど、 日本株の研究を(買い方に限るが)おろそかにしていた。 最近、電子書籍の漫画を読んでいるので、イーブックの株を買おうかと思った。

ちょうどそんな時『ナポレオン 獅子の時代』を買いたくなった。 途中まで読んでいたが、最近、古本屋に置いていないので、忘れかけていた。 『ナポレオン 獅子の時代』は15巻で完結し、今は『ナポレオン 覇道進撃』が続いているらしい。 そもそも、僕は、『ナポレオン 獅子の時代』を何巻まで読んだか忘れてしまっていたので、 イーブックの立ち読み機能や、インターネットであらすじを検索して確認した。

『ナポレオン 獅子の時代』はイーブックでは400円だった。津山の万歩書店を2店回って、 『ナポレオン 獅子の時代』がなかったら、イーブックの株を買おうと思った。 そうすると1つ目の万歩書店であっさりと見つかり、315円だった。電子書籍には電子書籍の いいところがあるが、イーブックの株を買うのはやめた。


2013.1.27
1月24日に職場の食堂で山陽新聞の1面をぼんやり読んでいると、 考古学の記事がいつの間にか北朝鮮のミサイルの記事になっていた。 紙面が入り組んでいたので錯覚したようだ。 同じ日の国際面では、アルジェリアで忍者が 銃撃戦を繰り広げていた。あまりにも面白かったので、こんな怪文書を作ってしまった。

防衛省は、昨年12月に南方遺跡で出土した事実上の弾道ミサイルに関する報告書をまとめた。 双翼式銅鏃と呼ばれる国内では初めて確認されたタイプで、 射程は一万`以上に及ぶ可能性が あると分析、米本土の西海岸に到達可能な技術を保有する恐れが強まった。 銅鏃を発見した防衛省幹部によると、北朝鮮の技術向上の背景には、 「戦国の七雄」の強国・燕の王都(河北省)といった 「中国文明の中心地域との交流がうかがえる」という。 報告書は北朝鮮のミサイル開発は「新たな段階に入った」と強調。 日本の安全に対する「脅威が増大」し、「国際社会にとって重大な懸念」と断じた。 同時にミサイル技術の第三国への移転や拡散につながらないよう国際社会に警告している。

今も昔も兵器(飛び道具)の技術が拡散するのは変わらないようだ。ただし、 双翼式銅鏃は実戦的な武器ではなく、祭器だったようだ。深読みすれば、 弾道ミサイルも多分実戦では使われず、外国への威嚇と国内をまとめるのに利用される祭器の 一種だと言えなくもない。


2013.1.27
去年の末に初めて七味唐辛子を買った。その後、味噌汁に七味、煮物に七味、キャベツの千切りに七味、 野菜炒めに七味と色々試している。しかし、僕の味覚では、七つの味があるような感じがしない。 昔は辛いものが苦手だったが、 極端に辛いグリーンカレーやトムヤンクンを何回か食べたので、辛さに慣れてきた。 七味唐辛子は、唐辛子以外のものも混ざっている分、辛さはそれほどでもない。

2013.1.13
日本株と中国株がこうも急に上がるとは思っていなかった。 買いに転じたいのだが、今は先行きに確信が持てない。 そこで、1月10日のトレーディングハドルで、広瀬隆雄氏が買いといったら買おうと心に決めた。 運が悪いことに、ちょうど今回から、インヴァスト証券に口座を開設しないとトレーディングハドル (録画配信)が聞けなくなっていた。それでも、広瀬氏はブログで中国株について強気の記事を書いているので、中国株を買いたい。

ただし、広瀬氏は短期的な予想の的中率が高いが、4ヶ月ほどすると、 相場が反対の方向に動き出し、本人は全然別のことを言うようになる傾向があるので注意が必要だ。


2013.1.13
先週の日曜日に、スーパーで七草セットを買って七草粥を作った。 ナズナやハコベラがどういう味をしているのか一度、食べてみたかった。 草の味を確かめたいので、七草は粗く刻んで米は少なめにした。 しかし、一つ一つの草の味の違いはわからなかった。 セリ、大根の葉、蕪の葉のお粥を食べているような感じがした。 昔の人はこうやって冬に不足しがちなビタミンを摂っていたのかと感じられて面白かった。

2012.12.30

BPで遊ぼう

12月2日のベーキングパウダーで遊ぼうの記事に反響のお便りがあった。 その中でベーキングパウダーをBPと省略して書いてあった。僕は、それを見てイギリスの 石油会社を連想した。10年ほど前、BPの子会社の株を持っていたという縁がある。 もともとの社名はBritish Petroleumなのだが、現在は正式な社名がBPらしい。 日経BPというのもあるが、Business Publicationsの略だ。

それなら軍事用語のBPもあるかと思って調べてみた。すぐには出てこなかったが、 black powderの文字を見つけた。「黒い粉」だけでは何のことかわからないが、黒色火薬のことだ。 現在は、黒色火薬は軍事利用されないが、元寇の「てつはう」からロシアのバルチック艦隊の 大砲まで長期にわたって使われた。戦国時代の火縄銃も当然、黒色火薬が使われていた。戦国時代に関する詳しい本を読むと、黒色火薬の作り方が書いてあったりする。

You Tubeで黒色火薬を検索すると、中学生か高校生が大量のロケット花火で遊んでいる映像に行き着いた。 面白そうだが、大人が黒色火薬で遊んでいると、不審者と思われるならまだいいほうで、 ひょっとすると過激派だと思われるかもしれない。


2012.12.30

大掃除雑感

12月22〜24日の3連休で、ある程度大掃除をしようと思ったが、全く手をつけず、 インターネットで、仏教や古代エジプトについて調べたり、日本書紀と邪馬台国の関連性について 調べて時を過ごしてしまった。大掃除は29日と30日にすることにした。そのため、今年は去年よりも 手抜きになってしまった。今年は寒くて体を動かせないように感じていたが、大掃除を する時にはそれほど辛くなかった。

2012.12.16

自転車のゼンマイ

大学に入ったとき、中古の自転車を7000円程度で買った。それから14年近く経つが、 その自転車はいまだに現役だ。5年ほど前、クランクを軸に止めるボルトが緩むようになり、 定期的にボルトを締めないといけなくなった。コッタレスキャップ(ボルトを蔽うプラスチックの部品) を付ければボルトは緩まないかもと思って、コッタレスキャップを岡山で買った。 コッタレスキャップは安いのだが、津山のホームセンターやイオンでは売っていない。 結局、コッタレスキャップを付けてもボルトは緩んだ。

2012.12.16
12月12日の夜、ニューヨークダウが70ドル下がる夢を見た。翌朝、 本当にニューヨークダウが 70ドル下がっていた。不思議だ。

日経平均レバレッジ上場投信と日経平均インバース上場投信の空売りは理論倒れだった。 途中まではうまく行っているように見えたが、日経平均が急騰すると損失が出始めた。 テレビ朝日売り、VIX短期先物指数ETF売りのほうは儲かった。今後は、VIX短期先物指数ETFの空売り を増やしたい。


2012.12.2

ベーキングパウダーで遊ぼう


小麦粉+ベーキングパウダー+水+塩を混ぜて電子レンジで加熱すると、このようなものができた。 パンに近い食感がする。 ベーキングパウダーは、スーパーでゼラチンの近くに置いてあるが、今まで使った事がなかった。小麦粉+水+塩を混ぜて電子レンジで加熱するのは前からやっていた。 こっちのほうが割高だが柔らかくておいしい。

2012.12.2
大河ドラマ「平清盛」で清盛が「わしに逆らう者は、皆死罪と心得よ。」と言った のが面白かった。権力に狂った独裁者が言いそうな典型的なせりふだ。 「平清盛」は前から映像が暗いという評判はあったが、別の意味で暗い感じがした。 視聴率が低いので製作者がやけくそになったのだろうか。

「大河ドラマ史上最も視聴率が低かった平清盛はどんなドラマだったのか。」
「主人公が錯乱して、”わしに逆らう者は、皆死罪と心得よ。”と口走るようなものだった。」

と後々まで語り草になるだろう。


2012.11.18

インタートレードはベンチャーの中のベンチャー

インタートレード株の空売りを始めた。9月に日経会社情報に全部目を通して空売り候補の会社を 探した。その中で他を引き離して解説文がおかしかったのがインタートレードだ。もともとは、証券会社 のシステム開発の会社なのだが、儲からないのでハナビラタケの栽培に手を出したらしい。 これだけでもおかしいのだが、インターネットでハナビラタケについて調べてみると、β-グルカン が含まれ、ガンに効くといわれているが、科学的根拠が怪しいらしい。しかも、ハナビラタケは デリケートで大量生産が難しいらしい。

つまり、インタートレードは3つの意味でベンチャー(=冒険=危険を冒す)だ。

  • システム開発会社がきのこの栽培を始める
  • ハナビラタケの大量生産は難しい
  • ハナビラタケが健康に良いとされる科学的根拠が怪しい

    僕がインタートレードの調査をしているときに、ちょうど テレビに「日本にはベンチャー企業に 投資する人が少ない」と嘆いている人が出てきて笑えた。


  • 2012.11.18
    珍しい食べ物飲み物追加

    2012.11.6

    ホームページ投資法

    IT関連銘柄を買うという意味ではない。僕の場合、ホームページに記事を書いた取引の勝率が高いような 気がする。2011年の東京電力、2012年のグリーなどは代表的なものだ。逆にリオ・ティントなど ホームページに書いていない取引では損しているものが多いような気がする。 ホームページに記事を書くような銘柄は買う理由、売る理由が明確で、記事を書くためによく調査も するので儲けやすいのだろうか。取引銘柄をいちいちホームページに書くと、取引回数が減ってしまうが、 かえってその方が慎重に行動するようになり、良いのかも知れない。

    2012.11.6

    スポンジは小さく切って使う

    食器洗い用のスポンジの大きさは、一人暮らしには大きすぎるような 感じがしてきた。一人暮らしだと使う食器は小さいので、スポンジが小さくても、あまり不便ではない。 スポンジはどうしても長く使っていると消耗して泡立ちが悪くなってしまう。それでも、 1つのスポンジを半分に切って使えば、片方のスポンジが消耗した後にもう片方のスポンジを使い 始めることができるので、スポンジは2倍長持ちすることになる。ポケットの中のビスケットをたたくと ビスケットが増える内容の歌を思い出した。

    2012.10.21
    数ヶ月前の話だが、神戸市立博物館に行った。使われなくなった展示室 が何室かあり、寂れた感じがした。そんな中に、1980年代の幼稚園児が描いた「21世紀の神戸」の絵が多数展示されてあり面白かった。車が空を飛ぶような絵も何枚かあった。 今のところ21世紀の社会は、車が空を飛ぶような方向とは全然別の方向に発展している。 この絵を描いた 人たちは、今の日本を見てどう思っているだろうかと考えてしまった。

    1980年代に「21世紀」の絵を描けと言われた幼稚園児が、テレビの画面が大量の文字で埋め尽くされているような絵を描いて、「これはニコニコ動画というもので・・・」と説明したら面白いのに。


    2012.10.21
    珍しい食べ物飲み物追加

    2012.10.7

    名言集

    日本は、首相が次々と替わるので素晴らしい!
    ムバラク政権にうんざりしたエジプト人が言ったらしい。 これを真似て 無理やり日本を賞賛する文を作ってみるのも面白いかもしれない。

    フランスの若干の法学者は、国王がある地方を取得したとき、そこの教会は、国王特権 に服するようになる、なぜなら、王冠は円いからである、と言った。
    モンテスキュー『法の精神』から。理由になっていない。

    1.5億年前に滑空
    エディアカラ生物群のようなものが「15億年前に滑空」していたのかと期待してしまった。 よく見たら1億5千万年前のことだったのでがっかりした。 インターネットで調べてみたら、15億年前にはまだ単細胞生物しかいなかったらしい。 滑空する単細胞生物の化石が発見されたら面白いのに。


    2012.10.7
    人事異動のため、仕事が忙しくなった。それでも、帰った後で自然と夕食(次の日の弁当を兼ねる)を作ってしまった(作らない日もあった)。習慣というのは面白い。

    新しい弁当箱を買った。前のプラスチックの黒い弁当箱は、長く使っているうちに 白い汚れが付いて洗っても落ちなくなった。 今度は、白くなっても目立たないように白に近い色の弁当箱を買った。 店では、いろいろな種類の弁当箱が売られているが、自分の好みに合ったものは 意外と少ない。


    2012.9.23

    煮干寿司

    煮干は削り粉と同様に安くて栄養価が高いので、何か良い調理法がないか研究している。 だしをとった後に佃煮にしてみたが、次の日になると極端に固くなり、食べるのに苦労する 物になってしまった。砂糖の代わりに水あめを使うと軟らかくなるかと思って試してみたが 無駄だった。また、佃煮は大量に醤油を使うので、塩分が多いという欠点もある。

    さば寿司の連想で、煮干を酢漬にしてみた。 酢を捨ててしまうと、酢に溶けたカルシウムが 無駄になるので、酢と煮干を飯に混ぜてみた。ちらし寿司のようなものができた。


    2012.9.23
    職場の先輩から借りた、新・歴史群像シリーズ『朝鮮戦争』を読んだ。 師団・連隊単位の動きの意味が分かって面白かった。ゲームThe Operational Art of Warをやっているような感じがした。 今まで読んだ朝鮮戦争の本でも同じような記述があったのかもしれないが、 多分、漫然と読んでいたのだと思う。特に北朝鮮・中国軍が、 敵の防御の手薄なところを衝くのは理に適っていると思った。

    「中国軍の攻撃要領は、翼側や間隙から潜入し、 側背と正面から攻撃しつつ同時に退路で待ち伏せるのを常としていた。」

    との記述があり、三国志を連想した。朝鮮戦争の中国軍は、 小銃を持っていること以外、三国時代の軍隊と変わらないのではないかとさえ思った。 (そもそも、『三国志演義』は大砲や地雷が出てくるので、 三国時代の戦術を正確に記述したものではないが。)


    2012.9.9

    続・犬も歩けばブラジルレアル

    ソニー銀行が、ブラジルレアル預金を売り込むための新しいキャンペーンを始めた。 ブラジルレアル預金(8万ブラジルレアル)をすると、もれなく4万円分のアマゾンギフト券がもらえるらしい。今まで、こんな金融商品の売り方は見たことがない。客に4万円払うということは、 ソニー銀行は顧客にブラジルレアル預金をさせることで4万円以上得することを意味している。 4万円払ってでも客に押し付けたい金融商品とはいったい何なのだろうか。

    8万ブラジルレアルは、 約300万円に相当する。円建ての定期預金の金利が0.3%なのだから、300万円に 対して4万円払うのは異常だ。ブラジルレアルは値下がりしないと ソニー銀行が思っているのなら、300万円に対して4万円払わなくても、円建てで 預金を集めて、ブラジルレアル建てで運用すればよい。そうしないのは、 ソニー銀行がブラジルレアルは下がると思っているからだ。


    2012.9.9
    『図説 中東戦争全史』を県立図書館で借りて読んだ。今まで読んだ中東戦争の本と比べて、 エジプトのサダト大統領の評価が異様に高かった。人物列伝の中でも最初にサダトが挙げられていた。 サダトが、第4次中東戦争の緒戦の勝利を外交交渉に生かすところや、 最終的に、暗殺覚悟でイスラエルと和平するところを読むと、 それに比べて第二次世界大戦中の日本の指導者は・・・と、どうしても思ってしまう。 サダトが優れた戦略家になったのは、歴史書を好み、5年間投獄されたときに読書したからだ、 といったことを思わせる記述もある。読んでいて嬉しいが、読者が喜ぶようなことを狙って書いているのではないか (そもそもこの本を読むような人は、旧日本軍に批判的で、歴史書が好きだ)と 少し思った。

    僕よりも先に借りた人が、本の間違い(固有名詞の誤り)を鉛筆で訂正していたのも面白かった。


    2012.8.28

    238ターン耐久独ソ戦(完結編)

    The Operational Art of War 3

    1941-45 Great War in the East(ドイツ軍担当)
    1945年末になってもソ連軍はモスクワを奪回できなかったので、ここで終わりにした。 1945年のソ連軍の攻撃は1944年ほど激しくなかった。ほとんど戦線が動かないので、 1945年後半は、詳細な戦闘結果を飛ばしてゲームを速く進めた。 そのうちバグラチオン作戦のシナリオをやってみたい。

    戦争末期に重戦車マウスが登場した。ゲーム内でのマウスの攻撃力と防御力を調べてみると、 74式戦車と互角に戦えそうだった。ゲームを改造してマウスと74式戦車を戦わせてみたら 、一方的にマウスが負けた。射撃管制装置の違いが再現されているらしい。


    2012.8.28
    珍しい食べ物飲み物追加

    2012.8.19

    犬も歩けばブラジルレアル

    先週の水曜日ぐらいから、インターネット上で、ソニー銀行のブラジルレアル建て預金の 広告が急増した。ある日、インターネットを見ていると、10分間のうちに続けざまに3つも ブラジルレアル預金の広告を見せられた。 次の日、あるブログを読んでいると、1つの記事を読み終わるたびにブラジルレアル預金の 広告を読ませられた。 それにしても、なぜソニー銀行は、こんな時期にブラジルレアル預金を勧めるのか。 ブラジルの中央銀行は近いうちに利下げすると噂されているし、ブラジルで自動車ローンの 延滞が増えているとの情報もある。証券会社が大々的に広告を出すときは、手仕舞いの好機と 広瀬隆雄氏は言っている(参考)。つまり、ソニー銀行は大量のブラジルレアルを抱えていて、 為替損を顧客に押し付けたいのではないか。

    2012.8.19
    マイケル・ルイス 『世紀の空売り』を読んだ。奇人変人でも正しい判断をした人が勝ち、 間違った判断をした大多数の人が負けたのが痛快だった。資本主義の最も良い部分を 見たような感じがした。リーマンショックのあった年に、テレビで評論家が、 マネー資本主義の次は・・・とか言ったり、金融業は金を右から左に動かすだけと 言ったりしたのは本当に愚かしいことだと思う。 金融危機を起こさないために必要なのは、市場について正しい判断ができる人の割合を増やすことだ。

    もし、資本主義以上に発展した社会があるとすれば、『世紀の空売り』の主人公達が空売りの利益を得た上に政府から多額の賞金(又は名誉)をもらえるような社会だろう。


    2012.8.5

    500ターン?耐久独ソ戦(その2)

    The Operational Art of War 3

    1941-45 Great War in the East(ドイツ軍担当)
    1943年1月モスクワ攻略、その後、1943年中は平穏無事に過ぎた。 「東部戦線異状なし」という言葉が思い浮かび、別の意味での耐久になるのではないかと 心配した。しかし、1944年に入るとソ連軍の攻勢が始まった。 ドイツ軍は防御に徹しているので、ソ連軍はなかなか前に進めず、1944年10月の段階でまだモスクワの 奪回もできていない。


    2012.8.5
    運転免許の更新で岡山の運転免許センターに行った。 「孫子の兵法に学ぶ 安全運転の手引き」というビデオを見た。 ビデオの終わりのほうで、 現在の交通手段は車、昔の交通手段は馬という表現があり、 古代中国の武将が馬に乗っているイラストが出てきた。 そのとき、ふと、「なんでこの人は馬に乗っているのだろうか」という疑問が僕の頭に浮かんだ。 確か、中国で直接馬に乗って戦争をしたのは、趙の武霊王が最初で、それ以前は 戦車(馬車)で戦っていたはずだ。孫子(孫武)は春秋時代に呉の武将として 活躍したが、その頃にはまだ趙は建国されていなかったはずだ。

    今から2000年後には、最近の歴史知識も次第に忘れ去られて、 戦車隊を指揮するナポレオンのイラストも見ることができるようになるかもしれない。

    参考1
    参考2


    2012.7.22

    500ターン?耐久独ソ戦

    The Operational Art of War 3

    1941-45 Great War in the East(ドイツ軍担当)
    普通に独ソ戦シナリオをやっても勝てるのは分かりきっているので、 シナリオを改造して500ターン(1951年)まで続くようにしてみた。現在、1942年 11月までやった。1941年11月にレニングラードを攻略し、 1942年5月にスターリングラードを攻略し、もはやモスクワを残すのみとなった。 (ドイツ軍がモスクワを攻略してもゲームが終わらないように改造してある。) 途中から航空兵力の差が開きすぎて、1対10ぐらいの損害比になってしまった、 ソ連軍はもう少し兵力の温存を考えればいいのにと思う。


    2012.7.22
    日経平均レバレッジ上場投信と日経平均インバース上場投信の空売りを始めた。 日経平均レバレッジ上場投信は日経平均株価の2倍に連動する金融商品で、日経平均インバース上場投信は日経平均株価の−1倍に連動する金融商品だ(つまり、日経平均株価が1%上がると、 日経平均インバース上場投信は1%下がる)。それでは、日経平均レバレッジ上場投信を 10万円買って、日経平均インバース上場投信を20万円買うとプラスマイナスゼロに なるはずだ。

    しかし、実際はそうならない。上場から現在までの変化を計算してみると、
    日経平均レバレッジ上場投信
    4405→3555 -19.2%
    日経平均インバース上場投信
    5890→6440 9.33% (2倍すると18.66)
    となる。

    原理はわからないが、株価が上がったり下がったりすると、 日経平均レバレッジ上場投信と日経平均インバース上場投信は価値が下がるらしい。 それでは逆に、日経平均レバレッジ上場投信を10万円、日経平均インバース上場投信を20万円、空売りすると儲かることになる。 ひょっとしたら、これは確実に儲かる方法なのではないかと期待している。


    2012.7.8
    テレビ朝日売り、VIX短期先物指数ETF売りを始めた。個別株の株価はどうしても、世界経済の動き に影響される。しかし、上がりそうな株の買いと下がりそうな株の売りを同時にすれば、 市場全体が上がっても下がっても利益が出せるのではないかと考えている。

    例えば、マクドナルドの株を10万円買って、同時にテレビ朝日の株を10万円空売りしたとする。 その後、ギリシャがユーロを離脱してマクドナルドの株が6万円に下がり、テレビ朝日の株が 5万円に下がったとする。その時、1万円儲かったことになる。つまり、
    マクドナルド株での損失4万円
    テレビ朝日株での利益5万円
    5万円ー4万円で1万円になる。

    VIX短期先物指数ETFがどんなものかは、2011年2月6日の記事で書いたので今回は説明を省略する。テレビ朝日株が下がると思うのは、テレビ業界の広告がインターネット関連企業の広告に 取って代わられる 傾向にあるからだ。

    これから世界経済が良くなるか悪くなるか予想がつかない。今が空売りの好機とは全く思えないし、 かといって今が底値だという確信も持てない。(各国の政策金利が下げ止まるのを待ったほうが いいと思う。)


    2012.7.8
    珍しい食べ物飲み物追加

    2012.6.24
    先週のギリシャ総選挙の直前に株を買って、総選挙の直後に株を売ったら儲かった。 新民主主義党が勝つことは大体予想できた。JBpressでエコノミストやフィナンシャルタイムズ の記事の翻訳を読むと、ギリシャがユーロを離脱すると世界経済は目茶苦茶になるという 趣旨のことが、これでもかというぐらい書かれていた。きっと、ヨーロッパの経済人がこういった 記事を読んで危機感を覚え、ギリシャの総選挙に介入したのだろう。ギリシャは国民が 税金を払わない国だから、有権者を現金で買収することがあってもおかしくはない。 例え、あからさまに買収が行われなくても、何らかの方法で影響を及ぼせるのだろう。

    2012.6.24

    戦闘機をどう節約するか

    The Operational Art of War 3

    Yugoslavia Trilogy, Part III: 1991-1998(分離主義者担当)
    クロアチア空軍は、戦闘機が実質的に12機のMig21しかない。補充もシナリオを通して20機程度だ。 これに対してセルビア空軍は戦闘機が100機以上あり、圧倒的に不利だ。 そこで、どうやって味方飛行機の損害を減らすか、知恵を絞った。まず、敵の飛行場攻撃を 防ぐため、クロアチア空軍を全部ドイツの飛行場に移した。(現実的にはあり得ない手段だ。) 実際の戦闘では次の2つを心がけた。
    ・常に補給、補充、休養を万全にして戦う。充分でないときは出撃しない。
    ・地上部隊が複数の場所で攻撃を仕掛け、敵の航空戦力を分散させる。

    しかし、まもなくNATO軍が介入して、F16を派遣してきた。F16は予備が1000機 以上あるので、戦闘機の損害はどうでもよくなった。

    NATO軍介入後の戦闘は、動かす部隊数が極端に多い上に簡単なので、最後までやろうという気が 起こらなくなった。


    2012.6.10
    The Operational Art of War 3

    Yugoslavia Trilogy, Part III: 1991-1998(分離主義者担当)
    クロアチア独立戦争とボスニア・ヘルチェゴビナ紛争を扱ったシナリオ。 ボスニア紛争はゲームの途中から 始まるようになっていて、最初は、クロアチア対セルビアの戦争になった。シナリオの説明に、 セルビア軍がヴコヴァルを占領するとセルビア軍が強くなるという意味のことが書いてあり、 自然とヴコヴァルで激戦が発生するようになった。セルビア軍は戦車が多いが、初期の クロアチア軍にはほとんど戦車が無く、対戦車ミサイルを装備した歩兵が戦力の中心となった。 軍団司令部の対戦車兵器が充実しているので、別の戦線から軍団司令部だけヴコヴァルに派遣する など、徹底的にヴコヴァルに戦力を集中してヴコヴァルを守りきった。

    ゲームをした後、図書館に行くと、新聞コーナーで「セルビアが負けた。」と話し合っている 2人組がいてぎょっとした。もちろん、ユーゴ紛争の話ではなく、サッカーの話だった。
    (続く)


    2012.6.10

    名言集

    豪州政策金利の推移  ※赤文字はマイナス値です。
    世界中どこを探しても、政策金利がマイナスになった例はない。

    アリストテレスを侮辱する悪魔の道具
    望遠鏡のこと。ガリレオが地動説を唱えたときに、反対派の学者が言ったらしい。 目で見たものをありのままに信じないのが不思議だ。

    虎さま@後趙
    後趙の二代皇帝、石虎のこと。後趙(319年 - 351年)は、中国の五胡十六国時代に羯族の石勒によって建てられた国。

    岡山県にあるタイ料理のお店4件の中からTOP100を発表
    どう考えても不可能だ。


    2012.5.27
    The Operational Art of War 3

    Guerra no Pampa 2011(ブラジル軍担当)
    ブラジル対アルゼンチンの架空の戦争を扱ったシナリオ。 ブラジル対アルゼンチンと言うと、サッカーしか思い浮かばないのはなぜだろうか。 両軍とも、兵力が少ない上に戦場が広すぎるので、気を抜けないゲームになった。 一箇所を突破されたら取り返しがつかない。さらに補給をモンテビデオ港と一本の鉄道に 依存している上に、アルゼンチン軍が空挺部隊を使って盛んに補給線を脅かしてくる。 このゲームは極めたと思っていたが、そうでもないことが分かった。

    それでも何回か最初からやり直して、うまくいったと思ったら休戦になった。 その後、何日たっても休戦が終わらない。多分、シナリオ製作者のプログラムミスだろう。


    2012.5.27
    珍しい食べ物飲み物追加

    2012.5.13
    八王の乱について調べるため、福原 啓郎『西晋の武帝 司馬炎』を読んだ。 今までに他のところで読んだことのまとめのような感じで、目新しい知識はなかった。 だいたい、八王の乱の経過は覚えた。八王の個人個人の人柄が分かるような エピソードがあれば面白いのにと期待したが、無かった。そういったものは現代に 伝わってないようだ。

    西晋八王の一人、司馬亮(司馬懿の子、司馬師、司馬昭の弟)をインターネットで調べていると、 同姓同名の人物がスーパーロボット大戦に出ていて笑えた(参考)。読みまで同じだった。 アニメを作るときに同じ名前の実在の人物がいることに気づかなかったのだろうか。 西晋は内乱の末に異民族の侵入で滅亡し、東晋は皇帝の権力が弱かったので、司馬という姓の情けない歴史上の人物が大量に出てくる。したがって、ペンネームや創作上の人物名に司馬という姓を 使うと、情けない歴史上の人物と名前が一致してしまう危険性が高い。

    司馬亮のツイッターも発見した。(http://twitter.com/#!/Shiba_rc)


    2012.5.13
    5月7日、グリーがストップ安になった。 僕は、それを見て3分間ほど呆然としてしまった。それでも、 「あの時ああしていれば」を100回繰り返せば1回ぐらい大当たりするはずと思い直した。 さらに、その1時間後には、再びグリーの空売りをすることを決意した。 まだ、ここからグリーの株価が下がる見込みがある。 グリーの評判が悪くなれば、会員数も減るだろうし、返金訴訟も噂されている。

    2012.4.29
    職場の先輩から借りた『現代の航空戦』、『F35 VS 心神』を読んだ。 以前、職場の先輩に「現代ではどんな戦闘機が強いのか。」「F15とF22は ステルス以外でどう違うのか。」という趣旨のことを聞いたことがあった。その時は、 ミサイルをたくさん積めるとか、電子戦とかの話になったと思う。 『現代の航空戦』を読んで、計器類の見やすさも重要なことがわかった。 計器類が見にくいと、パイロットは戦闘に集中できない。『現代の航空戦』 にはF15の計器版の写真が載っていた。計器が余りにも多くてうんざりした。 F/A18の計器版では多少改善されていた。『F35 VS 心神』 にはF35のコックピットの写真が載っていたが、計器類はなく、一枚の 液晶モニタがあるだけだった。飛行機を飛ばすための制御はコンピュータに 任せて、パイロットはできるだけ戦闘に集中させるのが現代の流れらしい。

    F22とF35の外見が似ているので区別がつかなかった。しばらく見た後で、 排気口が1つなのがF35で2つなのがF22だと分かった。ロシアのT50も 似たような形をしている。今後も似たような形の戦闘機ばかり開発されるようになったら つまらないと思った。

    『現代の航空戦』でETF(改良強化型戦術戦闘機)という言葉があったのが面白かった。 FXも経済用語と軍事用語で意味が違うので面白い。ある自衛官がFXやETFの話を していて、本業に熱心な自衛官が話に加わろうとしたら全然別の話だったというような 悲劇は起こらないのだろうか。話は変わるが、アフガニスタンから日本に来た留学生が「RPGツクール」を見たら、勘違いして衝撃を受けるのではないか。


    2012.4.29
    グリー株は1日に9%も上がる日があったので一時撤退。

    ドイツ買いイタリア売りを始めた。つまり、ドイツの平均株価のCFDを買い、同時にイタリアの 平均株価のCFDを売った。ドイツとイタリアの平均株価の上昇率の差が僕の利益になる計算だ。 今のイタリアはドイツの属国のようなもので、財政再建などの名目はあっても、 結局は支配国が得をして、被支配国が損をするような仕組みになるだろう。 また、ユーロ圏のインフレ率はそれほど高くないので、緊縮財政をすると、経済成長率が下がる。 ドイツよりも、イタリアのほうが激しく緊縮財政を強いられているので、経済成長率が下がる度合い も大きいと思う。


    2012.4.15
    珍しい食べ物飲み物追加

    2012.4.15
    肉を食べる量を週500g以下にすると大腸がんのリスクが減るという 研究が発表されたようだ。僕は、今まで大体2日に1回200g肉を食べていた。 これでは週に700gになってしまう。その200gを100gにして、豆製品や 魚製品を混ぜるようにしてみた。1日に摂る食品の種類が多くなり、 弁当の見た目がよく、カロリーが減るなど他の長所もある。肉は充分安いので (ラムーの100g39円の鶏肉とか)、これで食費が減るかどうか分からない。

    2012.4.1

    グリーで検索、グリーでマネーゲーム

    グリーの信用売り残高が減っていたので、グリーの空売りを始めた。 グリーについては調べれば調べるほど危ない情報が出てくる。 本社が六本木ヒルズ、子供に高額請求、アイテム無限増殖バグ、初任給1500万、 摘発報道など。ライブドアと同じにおいがする。 ニコニコ動画でグリーのゲームを実況している人はいないか調べてみた。 まず、グリーのタグを検索して、余りにも数が少ないことに驚いた。 「探検ドリランド」の画面を流している動画を1つ見た。決定ボタンを連打するだけで 先に進むゲームで、数え切れないほどの批判的なコメントが流れていた。 初任給1500万円払って優秀なプログラマーを雇って作るゲームがこれなのかと呆れた。 退会ページに進めないことは前から知っていたが、ここまでひどいとは思わなかった。

    グリーの乙女ゲーム(女性向け恋愛シミュレーションゲーム)についても調べてみた。 どうやって課金するのかというと、ゲーム内で主人公が着る服に課金するらしい。 服を買えと勧めるメッセージがしつこく出るらしい。 「今日カレが一番ときめいた人は○○さんです」と課金した人の名前を表示するらしい。 某掲示板にグリーのゲームの題名を替えて、下のように書いた人がいた。

    課金彼氏
    課金vサムライ×騎士
    君とカキンの…今日から課金
    課金はキャプテン
    課金オーディション
    課金上等課金学園
    課金に落ちた課金王
    課金の王子様
    課金して★プリンス
    課金戦隊
    課金ラバーズ
    課金マラソン
    守って課金
    君と奏でる課金の旋律
    MEMORIES★課金の恋人
    彼と禁断の課金寮
    執事たちの課金事情
    課金★ボディガード
    新しい課金のはじめ方
    カレと感じる課金のカフェラテ

    夢も希望もないゲームだ。

    それにしても、僕が今まで良心的な無料ゲーム(代表的なのがSteel Panthers World At War)にばかり出会ってきたのが不思議に思えてきた。


    2012.4.1
    宮城谷昌光『草原の風』を読んだ。後漢の光武帝が主人公だ。上巻と中巻は緻密さに 感動したが、下巻は駆け足だった。光武帝に最後まで抵抗した公孫述がどんな人だったか分からなかった。光武帝の軍は略奪しないとか、河北の行軍などは毛沢東を連想した。 反王莽で挙兵した人のうちの大部分が劉氏を担いでいるのが興味深かった。外戚(王莽)に皇族が対抗し、その後皇族同士の内乱になる構図は八王の乱と似ている。晋が皇族を優遇したのは、魏が皇族を冷遇して滅んだからだけではないと思う。

    小説の良し悪しは別として、光武帝の時代が、他の時代より面白いかというと、そうではない。 光武帝の時代は単に善人が勝ったというだけで小説としては面白くない。 善人だけど勝てない劉備(三国志は見方がいろいろあるがここは三国志演義で)や、単に善人では片付けられない劉邦のほうが面白い。 今後、光武帝が劉備や劉邦よりも日本で有名になることは まずないだろう。


    2012.3.26

    速報

    グリーの空売りを始めた。

    2012.3.18
    『The Witch of Wall Street Hetty Green』の翻訳
    第20章 アメリカに帰る(後半)追加

    2012.3.18
    Steel Panthers World At Warの朝鮮戦争キャンペーンを最後までやった。 これは、アメリカ海兵隊を担当して、中国軍と戦うものだ。 朝鮮戦争での中国といえば人海戦術だ。そのため、戦車は出てこないと思って、 対戦車兵器をおろそかにしていると、2つ目の戦場で戦車が出てきて苦戦した。 味方の部隊を逃がす任務が多かったが、ちゃんと逃がしてもゲーム的に 引き分けになるのは意味が分からなかった。人海戦術はそれほど脅威にならなかった。

    2012.3.4
    何か笑えるものはないかとニコニコ動画を検索していると、神様が動画を投稿していた(参考)。 尖閣諸島問題で日本国民の団結を訴えるあたりが、神様にしては、何ともスケールが小さい。 神様は透視能力があると自称していたが、投資能力だったらよかったのに。 透視能力を使って儲かる株を当てて財産を築けば、透視能力が本物であることを証明できるし、 不自由のない生活ができ、寄付をして社会にも貢献できる。

    あれが神のお告げだというなら、まだトレーディングハドルの方が、少しは神のお告げに近いと思う。 スケールが大きく、(当たれば)現実の役に立つ未来予測を聞くことができる。 僕は、インヴァスト証券に口座開設したわけではないが、トレーディングハドルは毎月聞いている。 広瀬氏は去年の10月の動画で、今が買いだと明確に言った。 国によって株価の底の時期は違うが、アメリカ株やドイツ株は10月に買いで正解だった。 僕は、1月初めに全ての空売りを決済したが、それ以上続けていると大損害を受けるところだった。
    参考

    ちなみに、大分県には広瀬神社があり、よく似た名前の神様が祭られている。
    参考


    2012.3.4
    小前亮『王道の樹』を読んだ。前秦の苻堅が主人公の小説だ。 通鑑記事本末を想像力で膨らませたような内容だった。歴史の知識としては目新しいものがなかった。 ただし、シ肥水の戦いのところはよかった。通鑑記事本末のシ肥水の戦いはあっけなさ過ぎる。 『王道の樹』はシ肥水の戦いで終わるのだが、苻堅が暴君化する前兆のようなものさえついに 出てこなかった。曹操が主人公で、赤壁の戦いで終わる小説ならああいった終わり方で いいと思うが、苻堅の死に様を考えると、無理な終わり方だったと思う。

    2012.2.19
    SPMBTのベトナム戦争キャンペーン(5th Marines 1967)を最後までやった。 最後のほうは、ヘリコプターに弾が当たったらロード、戦車が撃破されたらロード でゲームになっていなかった。これなら、誰でも勝てる。そもそも、キャンペーン冒頭の 部隊編成から間違っていたのかもしれない。LVTや砲兵は入れないほうが良かった。 特に105o砲は信じられないぐらい役に立たなかった。散兵壕にいる敵を制圧することもできない。 ベトナム戦争では、第二次世界大戦と比べて散兵壕の技術が向上したのだろうか。

    2012.2.19
    ツタヤでBBCドキュメンタリー「世界に衝撃を与えた日」のDVDを 何本か借りて見た。例によって、家事をしながら聴くので、日本語音声にしている。 真珠湾攻撃を扱ったものが特に面白く、見どころ満載だった。 当時の世界情勢の解説で「ロシアではナチスドイツが首都モスクワを完全に包囲」と言っていた。 あまりにおかしいので、英語音声に変えて何度も聞いてみた。 英語音声ではoutside barricadeと言っているように聞こえるので、誤訳らしい。

    キンメルが真珠湾攻撃の第一報を受けるシーンも面白かった。休日なので、白い半そでシャツ、 白いトランクス姿だった。どこにでもいる普通のおじさんにしか見えなくて笑えた。 軍服の重要さがよくわかった。


    2012.2.5
    黒パンをインターネットで買った。食べ物を通信販売で買うのはこれが初めてだ。 黒パンというものがあること自体は、小学生の頃に読んだナポレオンの伝記漫画で 知っていたが、今まで手に入れる方法がなかった。 1個(500g) 690円で、送料や代引き手数料を含めて2個で2220円になってしまった。 パンが酸っぱいというのはどういう味なのか、前から興味があったが、 想像していたのとは違い、独特な味だった。クッキーとパンの中間のような食感だった。 届いた日の夜に半分食べて、次の日の朝に残りを食べた。朝食べたほうがおいしかった。 やはり、おやつというより、主食向きの味だった。

    2012.2.5

    無料ゲーム2本

    フルメタルパンツァーズ
    戦車を動かして敵を倒して、賞金を稼ぐRPG。 戦車は長距離の行軍に向かないとか、 燃料費はどうなっているのかと思うが、その辺は深く考えずに楽しめた。 ほぼ無制限に道具を持てるので、かなり簡単だった。先の町まで進んで、 強い装備を買った上で、前の場所に戻ってボスと戦うことができるので、 ややゲームバランスが(簡単な方に)崩れていた。

    ソロモン空母決戦
    太平洋戦争のゲーム。敵の艦載機を直掩機で迎え撃って全滅させるゲームになってしまった。 空母戦は先に敵を発見した方が勝ちではなかったのだろうか。


    2012.1.23
    更新期限(2週間)を過ぎてしまった。 記事は完成していたのだが、ゲームの情報に気を取られて、 アップロードを忘れてしまった。昔、「1552天下大乱」というPCエンジンCD-ROM2 のゲームがあったらしい。信長の野望のようなゲームなのだが、 リアルさを追求しているらしい。例えば武将の能力が最初から分かるのは 現実的ではないので、能力を示す数字は見れないようにしたらしい。 さらに、命令してから部隊が動くまで時間がかかるらしい。

    一度やってみたいが、 買うとしたらゲーム機本体から買わないといけないので、買う気は全く無い。
    参考


    2012.1.23
    The Operational Art of War 3

    War in the East(枢軸軍担当)
    2005年にやった独ソ戦のシナリオ。スターリングラード戦で勝てるなら、これでも勝てると思って 再挑戦した。1942年7月にモスクワを占領した時点で、ほぼ勝利が確定したのでやめた。 シナリオが改造されて、2005年にやったものより簡単になったのかもしれない。

    Patton45(ソ連軍担当)
    もう、どんなシナリオでも勝てるのではないかと思って、以前、どうしても勝てなかった Patton45をやってみた。制空権は楽に取れた。それでもアメリカ軍の戦車が固く、数も多いので 思うように前進できなかった。まず、歩兵を攻撃して、歩兵が退却した後で、孤立した戦車部隊を集中攻撃 しようと思って(朝鮮戦争のシナリオで中国軍を動かしたときの戦術。)歩兵を優先的に攻撃した。 歩兵が減った結果、アメリカ軍の戦線にところどころ 穴が開いた。戦線の穴に戦車部隊を流し込んで戦線後方の拠点を占領することができた。 アメリカ軍には前線から兵力を割いて、拠点を奪回しようとする動きが全くなかった。 結局、ゲーム的には勝てたが、敵の用兵の極端な硬直性に助けられたといえる。


    2012.1.23

    蛍光灯難民

    大掃除で出てきた電池と使用済み蛍光灯とプリンタの使用済みインクを処分するため、 デオデオに行った。しかし、デオデオでは回収が終了していた。使用済み蛍光灯や 使用済み電池で一杯になった回収箱に、回収終了のお知らせの貼り紙があった。 貼り紙には、同種の商品を買ったときに回収しますと書いてあった。 仕方なく使用済み蛍光灯が自転車の前かごからはみ出した状態のまま、デオデオを後にした。 周囲の人からは不審に思われただろう。ヤマダ電機にも行ったが、プリンタインクの回収箱 があっただけで、電池と蛍光灯は無かった。結局、 使用済み電池と使用済み蛍光灯はそのまま持ち帰ることになった。

    2012.1.8

    大掃除雑感

    風邪をひいたので、思ったほど掃除できなかった。 例年、物が多すぎて腹が立つのだが、今年はそれほどでもなかった。電気屋に行かないと 蛍光灯や電池は捨てられない、古本屋に行かないと本は処分できないと思っただけだ。 ものを買うために出かけるのではなく、ものを減らすために出かけた方がいいのでは ないかと思った。

    2012.1.8
    職場の先輩に借りた『歴史群像』のタラワ攻防戦の記事が面白かった。 日本軍の火力と米軍の肉弾戦という一般的なイメージと逆の構図がよかった。 「艦砲射撃はタコツボに隠れていればやり過ごせる」という証言がある一方で、 絶えず支援砲撃を行なった場所では、順調に上陸が進んだという記述がある。 つまり、砲撃は歩兵を殺傷する効果はなく、一時的に動きを止める効果がある。 Steel Panthersは、現実的だと改めて思った。Steel Panthersで日本軍が 戦争末期にトーチカを多用して手強かったことを思い出した。

    2011.12.25
    八王の乱の関連人物を調べていると、 司馬鬱という名前を見つけた。司馬鬱は司馬炎の孫だが、司馬柬の後をついで秦王になった後 に殺されたというぐらいの記述しかない。鬱という漢字の現在の意味を考えると、 人名に使うのはおかしい。

    インターネットで検索すると、司馬鬱というハンドルネームの人がいた。 多分、実在の司馬鬱のことは知らないのだろう。ハンドルネームを考えるときは、 同じ名前がないか検索したほうがいい。


    2011.12.25

    朝鮮人民は悲しいときに笑い、嬉しいときに泣く

    日本人「金正日は生涯一度も戦争をしなかったのに、どこが偉大な将軍なのか?」
    朝鮮人民「君は孫子を知らんのか。<戦わずして勝つ>と言うじゃないか。」


    偉大なお笑い芸人、金正日が死んだ。思えば、1998年に僕が初めてインターネットに触れたときから、 金正日を笑いものにするホームページを見ていたような気がする。僕のホームページでも 、北朝鮮に関する記事を何度も書いた。

    ニコニコ動画で、朝鮮人民が集団で泣いている動画に音楽をつけて公開するのが 流行している。こち亀の音楽とドリフの音楽のが笑えた。死後も人を笑わせる金正日は偉大だと 改めて思った。


    2011.12.25
    八王の乱の関連人物を調べていると、 司馬鬱という名前を見つけた。司馬鬱は司馬炎の孫だが、司馬柬の後をついで秦王になった後 に殺されたというぐらいの記述しかない。鬱という漢字の現在の意味を考えると、 人名に使うのはおかしい。

    インターネットで検索すると、司馬鬱というハンドルネームの人がいた。 多分、実在の司馬鬱のことは知らないのだろう。ハンドルネームを考えるときは、 同じ名前がないか検索したほうがいい。


    2011.12.18
    The Operational Art of War 3

    korsun44(ドイツ軍担当)
    味方の一部が包囲された状態で始まるシナリオ。 包囲を突破するまでが大変で、その後は楽だった。 敵が包囲を突破されないように動いたら、こうも簡単に勝てなかっただろう。 1944年2月なのに ドイツ軍が強いのは意外だった。制空権は終始ドイツ軍の側にあり、 航空支援が威力を発揮した。クルスク戦より後の東部戦線も、 あまり有名ではないが面白そうだ。

    それにしてもT34の損害が多い。この前のスターリングラードでは T34が固くて苦労したのに。1942年末から1944年初までの 1年ちょっとで戦車の技術が大幅に進歩したことがわかる。


    2011.12.18
    珍しい食べ物飲み物追加

    2011.12.8
    映画「レッド・オクトーバを追え」をDVDで見た。 レッドオクトーバー賛歌はパソコンゲームをやるときによく聴いていたが、 映画は初めて見た。 冷戦末期の雰囲気を楽しむことができた。 アメリカとソ連が世界の2大強国だったとか、 ソ連軍内に政治将校がいて、自由にものが言えないとか、核ミサイルの撃ち合いで 人類が滅亡する危険があったとか、1本の作品に その時代の特徴が良くまとまっているような感じがした。 政治的には遅れている(現代の目で見ればの話)ソ連が、まるで未来の宇宙船のような 最新鋭の原子力 潜水艦を操っている映像がよかった。第二次世界大戦のソ連軍とはまた違う趣があった。

    そういえば、今年でソ連崩壊20年だ。ソ連最後の指導者ゴルバチョフは、 BRICsという言葉を初めて聞いた時にどう思っただろうか。


    2011.12.8
    宮城谷昌光『三国志』3巻を読んだ。八王の乱や五胡十六国についてこれぐらい詳しい小説が あればいいのにと思って、インターネットで検索すると、『晋書』の翻訳を進めているホームページ「解体晋書」を見つけた。 東晋の初代皇帝の伝記や、東晋の建国を助けた王導の伝記が面白かった。 こういうのに参加してみるのも面白いかもしれないが、僕には『The Witch of Wall Street Hetty Green』の翻訳があるので見るだけにする。

    「いつか書きたい三国志」の中にも『晋書』の翻訳があった、匈奴の劉淵(劉元海)が劉禅の後継者を自称して 国号を漢にするのが面白かった。劉淵の頭の中では後漢の献帝の次の皇帝が劉備でその次が劉禅で その次が劉淵という事になっているらしい。


    2011.11.27

    風刺作詞作曲家ほぼ日P

    台湾にはNMA.TVがあるが、日本にはこういう人がいる。 インターネットの世界で有名な歌「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」の 作詞・作曲をした、ほぼ日P氏が社会を風刺した作品を次々と発表している。 僕は特に「グリーの退会ページに進めない」が好きだ。 「グリーの退会ページに進めない」を聞いた僕は、グリー株の空売りをしようと思って Yahooファイナンスでグリーを調べた。しかし、すでに信用買残よりも信用売残の方が多かったので やめた。
    (参考)

    2011.11.27

    名言集

    みずほ信託銀行が主要7カ国(G7)の国債を運用し利息を毎月分配する個人向け商品 「世界の賢人」から9月にイタリアを外した。
    イタリアの指導者も投資信託の運用担当者も賢人ではないことが明らかになった。

    ブラックマンデー(英:Black Monday)とは、1987年10月19日に起こった、史上最大規模の世界的株価大暴落。 ニューヨーク株式市場の暴落を発端に世界同時株安となった。暗黒の月曜日(あんこくのげつようび)ともいう。
    さ〜て これが第二次世界大戦の引き金になったわけだが

    某掲示板で見つけた。歴史に対する無知がすごい。

    ベトナム戦後の選手コメント
    ベトナム戦争の話かと思ったら、サッカーの話だった。

    高等教育のカジノ化
    リーマンショックの時、アメリカで、借金をして大学に行ったが、卒業後に仕事がないため破産する人が続出したらしい。


    2011.11.13
    The Operational Art of War 3

    2年前と同じスターリングラード戦のシナリオに再挑戦した。今度は一方的に勝てた。 2年前よりも僕の戦術が進歩したといえるだろう。2年前よりも進歩した点は、大まかに 言って3つある。

    1つ目は、対砲兵射撃だ。砲兵を最前線に配置すると、砲兵が敵の砲撃に対して 反撃してくれるような設定になっている。敵の砲撃を妨害して味方の損害を減らす効果もある。 砲兵が少ないシナリオなら、あってもなくても良い ような設定だが、スターリングラード戦は砲兵が多いので非常に役に立った。

    2つ目は、補給に対する考え方だ。各部隊にはsupplyの値があって、 弾薬、食糧、燃料などの物資が豊富かどうかを示している。 supplyの最高の値は150%で最低の値は1%だ。以前、僕は大戦略シリーズの連想から、 supplyが1%になると、弾薬が尽きて 部隊は全く戦闘能力を失うと誤解していた。最近になって、 supply1%でも戦闘能力が落ちるだけで戦うことはできることに気づいた。 2年前は、誤解に基づいて、戦車や砲兵の補給待ちをすることがあったが、 今回は戦車や砲兵を無駄なく運用することができた。

    3つ目は、阻止攻撃(interdiction)だ。TOAWでは空軍の任務の1つに阻止攻撃がある。 阻止攻撃は、武器弾薬や燃料の集積地、鉄道、道路、飛行場、また前線へ行き来する増援部隊や輸送部隊 を爆撃するのが本来の意味だが、ゲーム的には、移動中の部隊と停止中の部隊を爆撃するようになっている。 また、敵の補給も困難にさせるような設定になっている。以前から、阻止攻撃の効果は 参加する飛行機の数と戦場の広さで決まることは知っていたが、その「戦場の広さ」 は敵の支配地域のみの広さを指すのか、それとも味方の支配地域も含めた戦場全体の広さを 指すのかわからなかった。試しにスターリングラードの市街地に敵を追い詰めた状態で、 爆撃機に阻止攻撃を指示してみた。これが見事に決まった。ゲーム的にinterdiction level というものがあって、阻止攻撃の威力を示すのだが、ノルマンディー上陸作戦や 湾岸戦争並の値になった。 無数の爆撃が自動的に行われる様子を見るのは 爽快だった。

    結局、88日間のシナリオなのに40日程度で勝てた。 (ゲーム的にはスターリングラード市街を完全制圧しても終わらないのだが、 スターリングラードを完全制圧した段階でやめた。) 2年前なら、40日目というのは やっとスターリングラード市街に敵を追い詰めたぐらいだった。


    2011.11.13

    未完成弁当事件

    11月3日は洋学資料館に行ったのを除いて、ほとんど一日中ゲーム(TOAWのスターリングラード戦) をした。11月4日朝、ホームページに対砲兵射撃や阻止攻撃のことを書こうと考えて頭がぐるぐる 回っていたので、弁当を完成させるのを忘れてしまった。途中まで作ってふたをした状態 だったので、完成したものと勘違いしてしまった。おかずが梅干と、ゆでたジャガイモと削り粉焼き だけになってしまった。削り粉焼きはソースをかけていない状態だったが、だしの味がほのかにした。 ジャガイモはジャガイモの味がした。梅干を少しずつ食べながら梅干の塩味でジャガイモと米飯を 食べた。

    2011.10.30
    このホームページに空売り勝利宣言を書こうと思って時期を待っていたら、ついにニューヨークダウが 空売りした時点より上がってしまった。株は難しい。それでも僕は、また下がると思っている。 予想通り中国の不動産バブル崩壊が進んでいる。 上海の不動産が9月に大幅に下がったらしい。そして、怒った不動産購入者が集団で不動産会社に 乗り込み、模型を壊すなどの騒ぎがあったらしい。

    日経新聞に、不動産価格の下落や 温州の中小企業大量倒産があっても、中国経済はソフトランディングするだろうとの 解説があったが、後で「世界大恐慌やリーマンショックよりはソフトだ。」と 言い訳するのだろうか。


    2011.10.30

    偶然の一致か、必然の一致か

    ショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」を聞きながら、ギリシャのデモの画像を見ていると、 デモ隊の旗に鎌とハンマーが描いてあるのが見えて笑えた。
    参考1
    参考2

    2011.10.16
    高橋崇『坂上田村麻呂』を読んだ。 『坂の上の雲』と語呂が似ていて、坂の上の雲と聞くたびに僕は坂上田村麻呂を連想するので、 、坂上田村麻呂の本を読んでみようと思い立った。

    この時代の歴史書、日本後記が一部散逸しているせいで、田村麻呂と阿弖流爲の戦闘についての 記述はほとんどなく、その一方、田村麻呂が参加しなかった巣伏の戦いについては詳しく書かれている。 それでも、巣伏の戦いについては、準備した食糧何万石、一日にどれぐらい進軍したか、 さらに戦死者の数が一桁まで書かれているのが時代を感じさせられて面白い。 兵力が5万人で食糧が3万石なら、1人が1年に1石食べるとすると半年程度で決着をつけないと 危ないなどと考えながら本を読み進めることができた。 結局、朝廷軍の拠点から前線に食糧を運ぶまで10日かかって、その食糧が11日分しかもたない という事になった。巣伏の戦いはこんな状態で朝廷軍が負けたが、この後、田村麻呂はどうやって勝てたのか 不思議だ。


    2011.10.16

    NMA.TVを見なければ現代の風刺は語れない

    オサマ・ビンラディン殺害事件の再現アニメを作ってインターネット上で話題になった 台湾CGニュースが次々と面白い作品を発表している。ビンラディン殺害事件の後、 僕はしばらく台湾CGニュースのことを忘れていたが、最近、プーチンがメドベージェフを ロボットのように操っている動画を見つけた(参考)。他にも、 The US-Sino currency battle(米中通貨戦争) という題名でオバマと胡錦濤が謎のラップを 歌ったり(参考)、海賊党(知的所有権の制限を主張する新興政党)が海賊の服装をして船から本をばらまいたり(参考)するなど遊び心満載だ。

    2011.10.2
    職場の先輩から借りた海軍関係の本を読んでいると、海戦を扱ったパソコンゲームを やりたくなってきた。リアルなものとしては、「空母戦記」や「激闘!ソロモン海戦史」 があるらしい。しかし、かなり古いゲームでWindows7での動作保障はないらしい。

    同じ会社の「太平洋戦記」や「グロス・ドイッチュラント」に対しては、あまり興味がわかない。僕は、ゲーム内で、 プレイヤーが兵器開発や技術開発に関与できることに違和感を感じるようになってしまった。 プレイヤーは第二次世界大戦で活躍した兵器(レーダー、VT信管など)が後知恵で分かるが、 当時の指導者には、何が有効な兵器だったか開発されるまで分からなかったはずだ。 現代の問題に例えると、今の段階では、 太陽光発電と風力発電とバイオマス発電のうちのどれが一番有効か分からないのと 同じようなものだ。 したがって、ゲーム内でもプレイヤーにはどれが有効な兵器なのか分からないような設定 にしておくほうが現実的だ。

    ゲーム内で3回に1回ぐらい、レーダーが全く役に立たなかったり、多砲塔戦車やパンジャンドラムが 大活躍したりしたほうが、かえって現実的ではないかと本気で思うことがある。


    2011.10.2
    この前実家に帰ったときに、肉が歯にはさまった。実家の爪楊枝では取れなかったので、 アパートに戻ってから糸楊枝で取った。そのときに周辺の歯茎がぶよぶよして、 歯の間が広くなっていた。これは歯槽膿漏かも知れないと思い怖くなってインターネットで検索したり、 デントヘルス(元々10年程前に口内炎対策で買ったもの)を1日3回塗ったりした。 1週間経っても治らなかったら歯医者に行こうと思ったが、1週間経つ前に治った。

    2011.9.18
    珍しい食べ物飲み物追加

    9月10日に小豆島に行った。今回の追加分は小豆島で買ったものだ。 オリーブ園にギリシャ風車があったが、今のギリシャには火の車のほうがお似合いだ。
    参考1
    参考2


    2011.9.18
    またTOAWを始めた。Victoria2と比べてTOAWは、 ゲーム内で起こることが、いちいち理に適っているので好きだ。 ゲーム自体は何年やっても飽きがこないが、めぼしいシナリオはやり尽くしてしまったような 感じもする。

    The Manchurian Affair(日本軍担当)
    満州事変のシナリオではない。1942年の架空の日ソ戦争を題材にしたものだ。 日本軍が沿海州に侵攻し、ソ連軍が満州西部に侵攻するような流れになっている。 最初の10日間は艦載機の支援があるので日本軍が有利だが、それを過ぎると日本軍不利になる。 ウラジオストクとハバロフスクを占領し、ソ連軍の満州への侵攻を 防いで勝った。後で確認すると、初期配置からほとんど動いていないソ連軍の部隊が多数あった。 シナリオ製作者の手抜きだろうか。 もしも、これらの部隊が動いていれば、また違った展開になっただろう。


    2011.9.4
    Victoria2

    (オスマン帝国担当)
    序盤はエジプト、後に両シチリア王国との戦争に明け暮れた。対エジプト戦争は楽勝だった。 両シチリア王国は、特に海軍が手強かった。 海軍との戦闘を避けるため、教皇領から軍隊通行権を得て、北側の国境から両シチリア王国に侵攻した。 両シチリア王国全土を占領したが、わずか9000人の両シチリア王国軍がオスマン帝国領の ロードス島を占拠して 抵抗したため講和を結ぶことになった。

    中盤はアフリカ植民に力を入れてみた。イギリス、フランスと同じぐらいの植民地を獲得できた。
    後半は何もすることがなかった。

    (シャム担当)
    1850年代に近代化を達成した。その後、ジョホール、ルアンプラバン、カンボジア、アチェ を征服した。さらに、オランダ領東インドを攻めようと思ったが、オランダがフランスと同盟を 結んだのでやめた。 その後は、与党を次々に変えてみることと 社会改革を進めること以外やることが無くなった。

    そんな中、オランダで共産主義革命が起こった。ゲーム上、革命が起こると、外交関係が白紙に戻るような 設定になっている。フランス、アメリカがオランダに宣戦布告して植民地を掠め取る中、 シャムもオランダに宣戦布告した。 しかし、スラバヤ島の戦闘で、シャム軍はオランダ軍に一方的に負けた。 陸軍技術では負けていないはずと思ったのだが、オランダ軍は「毒ガス対策」を持っていた。 ゲーム上、「毒ガス対策」は戦争相手国が毒ガスを持っていたら開発される技術で、戦争をしないと 永久に開発されない。シャムの側もしばらくしたら、「毒ガス対策」が開発されるだろうと 思って粘ってみたが、全く開発されないので講和した。


    2011.9.4
    この前「総理の椅子投げは日本の国技」(2010年6月6日の記事参照) と書いたのに、また首相が替わった。 外国の新聞が「野田首相の最大の仕事は一年で辞めないことだ。」と書いたことを、朝のニュースで知った。 他にも外国人が日本の政治について何か言っていないかインターネットで調べてみた。 アメリカ国務省のヌーランド報道官の動画を見つけた。

    これで何人目の総理だ?
    何人目だったかしら?

    といったやり取りが記者との間であったらしい。(参考) 英語ではどう言っているのか気になって調べてみると、アメリカ国務省のホームページに行き着いた。内容は次の通りだ。

    How many prime ministers would that be?
    I don’t know. How many prime ministers would that be?

    翌日、ヌーランド報道官は「日本の政治プロセスには疑う余地のない敬意を払っている。」と釈明したが、 果たして、日本の政治プロセスに疑いの余地のない敬意を払っている日本人が何人いるだろうか。 他に日本の短命政権を揶揄した言葉として、次のものがあるらしい。

    回転寿司
    回転ドア
    回転木馬


    2011.8.21
    Victoria2は宣戦布告した後、痛み分けて講和するのが容易な仕様になっている。 僕は、これを利用した戦略を思いついて実行した。その内容は次のようなものだ。

    1、セルビアを担当して、オスマン帝国に宣戦布告して、セルビア軍をオスマン帝国内に移動させる。
    2、講和する。
    3、オスマン帝国内のセルビア軍は、オスマン帝国領内を自由に動けるので、セルビア軍をオスマン帝国・ギリシャ国境に集結させる。
    4、ギリシャに宣戦布告してギリシャに侵攻する。
    シュリーフェンもびっくりの戦略だと思った。

    Victoria2 wiki を久しぶりに読むと、思いもよらない方法が考案されていた。 戦争と講和を繰り返すと、国民の急進性を上がり、政治改革と社会改革を進め放題になるらしい。 これと似た方法で、中米の島国ハイチを大国化させた人がいた。 余りにも非現実的で、Victoria2をやる気が半減した。


    2011.8.21

    名言集

    SNSを通じて巻き起こった、エジプトの革命のようなことが日本でも起これば面白いなって
    フジテレビが韓国ドラマばかり流すことに対する抗議デモに参加した人の言葉。 参加するデモの種類を間違っている。せめて脱原発デモにしたほうがいい。 東ローマ帝国で起こったニカの乱を連想した。

    不具合による表示エラーです
    カジノのスロットマシンで大当たりした人が店員に言われたらしい。 こんな言い訳が通用するのなら、カジノの運営側は一切の賞金を払わなくてよくなる。


    2011.8.7
    アメリカ株、インド株、香港株の空売りを始めた。 厳密に言うと、アメリカはベアファンド、インドは株価指数連動ETFの空売り、 香港はCFDの売りだが、どれも平均株価が下がったら儲かる金融取引だ。僕は、 先週のニューヨークダウの暴落が、中国の不動産バブル崩壊を加速すると思っている。 6月以降、中国企業の不正会計問題、中国の地方自治体の債務問題、中国の中小企業の倒産続出など、 金融危機を思わせるニュースが流れている。 アメリカやヨーロッパの財政支出削減は、中国の輸出の減少に つながる。そして中国の不動産需要が減る。

    リーマンショックの時、僕は、金融危機になっても下がらない銘柄を探すのは 無駄だと思い知らされた。そして、次に同じようなことが起こったら、必ず空売りをしようと 心に決めた。今がそのときなのかもしれない。


    2011.8.7

    『The Witch of Wall Street Hetty Green』 の翻訳に関する雑記

    ベロウズ・フォールズをグーグルマップで検索すると、航空写真を見ることができる。 地名の日本語表記が正しいかどうかも確認できる。ベロウズ・フォールズにある橋をめぐる 逸話が出てくるが、どれがその橋なのだろうかと思って、しばらく航空写真を眺めてみた。 結局、特定できなかった。

    ベロウズ・フォールズの人口は、現在でも約3000人。そんな所にヘティ・グリーンの ようなアメリカ有数の金持ちが移り住んできたら、当然、村人は毎日、グリーン一家の事を 話題にするだろう。


    2011.7.24
    スーパーの食品売り場の陳列が世界経済の縮図に見えてニヤリとすることがたまにある。 以前、ラムーで、 中国産の切り干し大根100gと宮崎産の切り干し大根(袋に東国原英夫の絵が印刷)40g が同じ値段で並べられていたことがあった。 先週、スーパードラッグひまわりで、中国産ミックスベジタブル500g97円と アメリカ産ミックスベジタブル1s198円が並んでいた。 今ちょうど、アメリカ産の農産物と中国産の農産物の価格が均衡していることがわかる。 やがて、人民元高とインフレで中国産の方がアメリカ産よりも高くなるだろう。

    アメリカの大規模農業がうらやましい。中国もインドも、その次の新興国も アメリカほど農業を大規模化することはできないだろう。大規模化しないままでは アメリカ産の農産物と競争しても負けるので、政府が農業を保護する政策をとるだろう。 その結果、アメリカは自国の工業を保護する口実ができる。

    つまり、新興国がアメリカに「工業製品に関税をかけるな。」と言ったら、 アメリカは新興国に「農産物に関税をかけているじゃないか。」と切り返すことができる。


    2011.7.24
    6月になってようやくVictoria2の修正パッチが出た。 メキシコを担当して、アメリカ南部連合に肩入れしてみた。19世紀末には メキシコが列強入りしたが、同じ頃、中国が物凄い勢いで工業化して、 2位を大きく引き離して世界一の工業国になった。余りにも非現実的なので、 やる気がなくなった。インターネットで検索すると、同じような感想を持った人がいた。 結局、ゲームプログラムを改造して、中国が文明化しないようにした。

    2011.7.10

    名言集

    日本がバブルの時代、金箔を料理にかけて食べる成金も存在したが、 大半の国民は冷静だった。相変わらず魚の骨をつまみにしていたし、 自宅でもセントラルヒーティングではなく狭いマンションで 足の付いていない大きな皿ほどの大きさのアイロン台を使って暖を取っていた。
    暖をとるアイロン台は湯たんぽのことだろうか。外国人にはそのように見えるということ。

    フクシマの現場の最前線で命を張らされる人は片道の燃料だけで若者を真珠湾に突撃させた神風特攻隊と、 類似点は多く見出すことができる?
    あまりにも太平洋戦争の歴史を知らなさすぎる文章だ。真珠湾攻撃は1941年で神風特攻隊の編成は 1944年だ。

    犬も歩けば世界遺産
    猫も杓子も世界遺産
    世界遺産登録が乱発されていることを皮肉った言葉。 タイが世界遺産条約から脱退したニュースを見て、まさかと思ったが、 カンボジアとの国境紛争絡みだと知ってがっかりした。

    飼育下での観察(ヒトを除く)
    ナショナルジオグラフィックの動物の睡眠時間を比べた記事の中で見つけた言葉。 飼育下のヒトとは一体、何だろうか。


    2011.7.10

    飴を蓄える瓶

    夏に飴を長い間放置しておくと、飴が溶けて小袋にくっついてしまうことが度々あった。 今までは、冷蔵庫で冷やしていた。これは飴がもろくなる欠点があった。 今年は、ジャムの空き瓶に石灰乾燥剤を入れて、その瓶の中に飴を入れている。 ジャムの空き瓶は、開けるのに力が要るので、 多分密閉されていると思う。今のところ、中の乾燥剤も変質していないし、飴も溶けていない。

    2011.6.26
    『遠すぎた橋』のDVDをアマゾンで買って見た。最初、郵送でDVDをやり取りする レンタルを使おうとしたが、クレジットカード決済しか扱っていないのでやめた。 僕は前からなんとなくインターネットでクレジットカード番号を送信するのは危ないと 思っていたが、この前のソニーの事件で本当に危ないことが分かった。 その点、アマゾンはコンビニでギフト券を買えば決済できる。

    特に最初の戦闘シーンが迫力があった。砲撃の着弾地点が徐々に前に進み、 それを追いかけるように戦車が前進する。ドイツ軍はタコツボに隠れて砲撃をやり過ごし、 素早く態勢を立て直して配置につく。一つ一つの行動が理に適っている。

    僕にとって戦争映画は、戦闘シーンが主で、物語はおまけのようなものなのだが、 物語もよかった。高級軍人の愚かさや冷酷さ(兵士の損害を何とも思わない点)を 感じられた。


    2011.6.26
    The Operational Art of War 3

    Germany84(ワルシャワ条約機構軍担当)
    3回目の挑戦で勝った。前回は南に戦力を集中して失敗したので、 今回は北に戦力を集中させた。それが正解だった。 北の方が平地が多く、大軍を展開させやすい上に敵の守りが手薄だった。 ワルシャワ条約機構軍の戦車の損害が極端に多くなった。M1の損害が約1500両なのに対し、 T80の損害が約6000両になった。それでも、元々の戦車の数が多いので問題なく勝てた。 ワルシャワ条約機構軍のヘリコプターが1機も撃墜されなかったのは、ゲームのプログラムミスだろうか。 それとも、制空権を取っていたからだろうか。


    2011.6.12
    インターネットで「ピラミッド 呪い 放射能」を検索していると、偶然、

    ギミックるクル航海日誌

    を見つけた。題名やデザインや自己紹介がすでに奇妙な雰囲気をかもし出しているが、 特にすごいのが「4本足のひよこ」 の絵だ。どこから、そういう発想が出てくるのだろうか。 インターネットで「4本足のひよこ」を検索すると、2007年に中国で4本足のひよこが生まれた との記事が見つかった。


    2011.6.12
    珍しい食べ物飲み物追加

    2011.5.29

    インフレ直撃

    4月のある日、職場の課長からもらった日経新聞を読んでいると、エジプトのインフレの記事を見つけた。 エジプトでパンの価格が値上がりし、値上げしない店は、同じ価格で小さいパンを売るようになった ようだ。僕は、同じ日にラ・ムーに買い物に行って、コーンフレークを買おうとした。 すると、見るからに箱が小さい。箱には80gと書いてあった。津山のラ・ムー開店以来ずっと 100gだったのに。それでも、そのコーンフレークを買って食べた。僕にとっては、 100gが1食分に相当し、80gは少し物足りなかった。

    2011.5.29
    Victoria2や東電空売りで忙しかったので、 翻訳がなかなか進まなかった。第20章は14ページあり、第1章の2倍近い分量なので、 前後に分けることにした。後半は、まだ訳していないので、公開はだいぶ先になる。 ヘティ・グリーンが投資のやり方を述べている箇所は特に興味深い。 誰も株を買おうとしないときに買うことと、投資対象を徹底的に調査することは重要だと 改めて思った。僕は最近、個別銘柄の調査を怠っていないだろうかと反省した。 僕は、リーマンショック後に全力で株を買うこともできなかった。 長期投資は買い時(暴落時)を見極めるのが一番重要で、買い時が来るまでは、銘柄研究を する方がよいのではないか。

    2011.5.15
    『The Witch of Wall Street Hetty Green』の翻訳
    第20章 アメリカに帰る(前半)追加

    2011.5.15
    珍しい食べ物飲み物追加

    2011.5.1

    香港危機

    3月のある日、図書館の週刊エコノミストで、香港が政策金利を上げられない 状態になっているとの記述を見つけた。香港ドル相場は米ドルに対して 事実上固定されている。為替相場が固定された状態で、香港だけが 政策金利を上げると(米ドル預金よりも香港ドル預金のほうが有利になるので) 米ドルを売って香港ドルを買う人が極端に増える。 そもそも、固定相場制は、単純に言うと中央銀行に米ドルを持っていくと、中央銀行が 香港ドル紙幣を刷って米ドルと交換してくれる制度なので、 米ドルを売って香港ドルを買う人が増えると、 香港ドルの流通量が増える。 香港ドルの流通量が増えると インフレになるので、利上げの意味がなくなる。そういったわけで、 香港の政策金利はアメリカの政策金利と連動するようになっている。

    不動産バブルがはじけたため、アメリカは極端な低金利政策を取っている。 そのため、香港も低金利政策を取らざるを得なくなっている。 香港の政策金利は2009年からずっと0.5%のままだ。
    参考

    この極端な低金利は香港の実情には合っていない。2011年の香港のインフレ率は 4.5%と予測されている。不動産価格は、バブルだった1997年の水準を 上回っている。それでも政策金利が0.5%になっている。これでは、 景気の過熱を抑えられない。

    上に挙げた理由で、僕は香港で金融危機が起こると思っている。 いつ起こるかは、まだ分からない。それでも、香港の金融機関が不良債権を抱えているような ニュースが流れたら、香港の株価指数先物を売りたい。


    2011.5.1
    珍しい食べ物飲み物追加

    2011.4.17

    東京電力空売り(完結編)

    4月7日、後から考えると、この時が一番儲かっていた。 歴史的大事件が起こるたびに、 株式市場で何かをし、その記録をホームページに残していく。僕の今後の人生も こういった流れになるのではないか。そんな人生だったらいいと思った。すでに、 リーマンショックの時の記事もある。一方で、そんなことは儲かっているから考えられる とも思った。

    4月8日、4月11日にストップ高が続いた。僕はまだ含み損はなかったが、今後、毎日 ストップ高が続いたらどうしようかと不安になった。証券会社の口座に充分な資金を入れているので、 株価が1500円にならないと追証にはならない。それでも、株価2000円にも耐えられるように 一部買戻しをしようか迷った。悩んだ末に、僕は、このまま同じ額で空売りを続けることを決めた。

    4月12日朝、福島第一原発の事故がレベル7になったとのニュースが流れた。僕は、そのニュースを 通勤中の車の中でラジオで聞いた。今日の東京電力株は下がるに違いない。僕は、喜びのあまり、 某効果音を口ずさんだ。後で考えると、自分が、日本国民、いや全人類の不幸を喜ぶ立場に 立っているのが嫌になった。東京電力株の空売りはやめて、儲かったお金は義援金にしようと 決意した。

    4月12日の夜の時点では、僕の含み益は元手の8分の1に達し、ホームページに 「いい事をした後は気持ちがいいなあ・・・(涙)」みたいな事を書こうと思っていた。 いざ次の日、買戻し注文が成立すると、僕の利益は元手の80分の1になってしまった。 ここまで値動きが激しいと、一日中株価を見て、いつでも売買注文を出せる立場の人しか向かないだろう。 その後、東京電力の空売りで儲けた額と同じ額を、楽天銀行の義援金口座に振り込んだ。


    2011.4.17

    戦争芝木

    The Operational Art of War中国版に関するホームページに 僕のホームページが紹介されていた。
    The Operational Art of Warは 中国語で『』というらしい。は戦争だとすぐ分かったが、 は何だろうか。日本語の芝木に似ている。をインターネット上の辞書 で調べるとartと出た。それにしても、 なぜ芝木がartなのか。翻訳ソフトを使って簡体字を繁体字に翻訳すると は戰爭藝術になった。これなら読める。は芸術のことだった。 同じ要領で繁体字に変換すると、中国語もかなり読めた。 日本語版のTOAWはないので、日本人は英語が読めないとTOAWはできないが、 中国人は中国語版TOAWがあるので幸せだとの書き込みがあった。 現代まで繁体字を残してくれた蒋介石に感謝した。 (もしも蒋介石がいなかったら、現代の東アジアは繁体字が無いどころの騒ぎではないような 気がしないでもないが。)

    2011.4.3
    東京電力に関するYahoo掲示板では、相変わらず壮絶な罵り合いが続いている。 少し探しただけでも、下のようなものが見つかった。

    空売りの皆さん=日本の屑、くず、クズ!

    完全に樹海逝き決定の売り方 骨は拾ってやる 迷わず成仏しろ 電車には飛び込むなよ 

    オレオレ詐欺に引っかかるバカ。 ここの買い方と同じだな。 学習能力ないのか?

    PTSやADRで踊らされるアホの買い豚ども 高値を掴む凍死家さん。ご愁傷様です

    「ジョージ・ソロスが東京電力株を買った。」 「東京電力社長が自殺。」などの悪質なデマも流された。 ただの罵り合いなら、インターネット掲示板によくあることなのだが、この 掲示板は、 歴史的大事件を扱い、書き込む人たちのお金が賭かっているので感慨深い。 日本のインターネット文化の成れの果てのような感じがしないでもない。

    掲示板やニュースを見ただけでは飽き足りずに、東京電力の有価証券報告書 を調べてみた。貸借対照表の資産の部に9000億円の核燃料があった。核燃料は、 事業に必要なもので、お金を出して買ったものだから、資産に計上するのは 間違っていない。それでも、妙な感じがした。 東京電力の資産は13兆円あるが、そのうち10兆円は電線や発電所や核燃料など 換金が難しいものだ。東京電力の純資産が2兆円だとしても、資産を売って 負債を返せば2兆円お金が余るわけではないようだ。東京電力が、 賠償金を支払うために核燃料を売りに出したとして、誰が買うのだろうか。というわけで、東京電力の貸借対照表 を見ても余り意味がないような気がする。

    損益計算書を見ると、2008年に1500億円、2009年に840億円の 損失が出ていた。中越地震で柏崎刈羽原発が停止したために出た損失だ。 今回の地震で、2008年と2009年の10倍の損失が出るとすると、 東京電力は賠償金を免責されても債務超過に陥るのではないか。


    2011.4.3
    Victoria2

    ロシアで完走した。とりあえず、政治改革は達成し、自由の国になった。 国土が広すぎるので、反乱を鎮圧するのに苦労した。 ゲームの後半は反乱鎮圧と製鉄所建設ばかりしていたような気がする。

    イギリスが1位でロシアが2位の状態が長く続いた。イギリスに戦争を仕掛ける という選択肢もあったが、勝てそうな気がせず、部隊数が多すぎて管理 するのが大変なのでやめた。 それでも、気がついたら、イギリスからアイルランドとスコットランドが独立して、 ロシアが1位になっていた。


    2011.3.30
    信用取引の口座を開設し、東京電力の株を空売りした。 本当は3月23日に空売りする決意をしていた(3月23日に 信用取引口座開設の申し込みをした。)のだが、 信用取引の口座開設手続きなどに時間がかかった。

    東京電力株に関するYahoo掲示板が凄いことになっている。 すでに書き込み件数は10万件を超え、掲示板を読んでいるうちに、 次々と新しい書き込みが増えていく。 その中で、売方、買方が互いに相手を豚と 罵っている。 明日はストップ高という書き込みが何件もあるので、少し怖くなったが、 昨日も一昨日も先週もストップ高という書き込みがあったのかもしれないし、 そんなことは書き込みが多すぎて調べようがない。 掲示板もここまでくると見てもしょうがない。 新聞やYahooニュースの情報に頼ったほうが正気を保てるような気がする。


    2011.3.20
    僕は外国株しか持っていなかったので、地震で直接の損害を受けなかった。 3月11日夜、僕にとって、リオ・ティント株の急落が主要な関心事だった。 リオ・ティントはオーストラリアの炭鉱会社に買収を仕掛けたが、うまくいっていないとのニュースを 見つけ、リオ・ティント株を全部売却した。

    地震当初は、僕は外国株しか持っていないので、地震があっても大丈夫だと思っていた。 それでも、日本は世界のGDPの8パーセントを占め、アメリカの会社も日本での売上減少で、やがて 損害を受けると考え直した。中東情勢、新興国の金融引き締めもあり、日本の地震がきっかけとなって 世界的な景気後退が起こる可能性もあると思った。 3月15日の夜、ほとんど全部の株を売った。

    明けて3月16日、僕は株式市場の見通しについて弱気だった。 その日、株をやっている人と職場で会うたびに「今日は買いだ。」と言われた。 その日の日経平均は400円以上、上がった。 3月16日の夜、 僕は日経平均先物CFDを買った。日経平均先物CFDは24時間取引ができる。 相変わらず世界情勢については弱気なので、ニューヨークダウの先物を売っておいた。

    3月17日の朝、1ドル76円になったとのニュースが流れた。日経平均が500円以上、下がると 解説者が言っていた。僕は慌てて日経平均先物CFDを決済した。もともと確信があって 日経平均を買っていたわけではないので、悲観的なニュースにだまされてしまった。 僕が日経平均先物CFDを決済したとき、日経平均先物は8300円ぐらいだったが、その日の 日経平均の終値は8800円を超えていた。 そもそも、どう考えても円高が長続きする理由がない。日本は今後、原子力発電所を作ることができないので、 化石燃料の輸入が増える。電気代が高くなり工場を運営する費用が高くなり、輸出が減る。 観光客も来なくなる。放射能の風評被害で農作物も輸出できなくなり、一方で農作物の輸入が増える。 落ち着いて考えれば、1ドル76円は長続きするはずがないのに、その時は慌ててしまったのが 情けない。

    今は、再び日経平均先物の買いとニューヨークダウの先物の売りを同時にしている。 現在、ニューヨークダウと日経平均の差額は3000ほどだが、地震前は約1500だった。この差額が少なくなると 僕が儲かる計算になる。


    2011.3.6
    Victoria2

    (チリ担当)
    1ヶ月以上経ってやっと完走した。1922年ぐらいに事務員の失業者が 溢れる不具合が発生し、プログラムを修正した。他国が海軍技術を 開発しないとか、研究開発の速度が遅すぎるなどの不具合も直した。 1930年代には、念願の 政治改革に着手することができた。ゲーム的には、 1880年代のペルー・アルゼンチン連合軍との戦争が一番面白かった。

    (ロシア担当)
    チリで完走した後、ロシア担当で始めた。ゲームの中で、 自由の国ロシアを作りたい。ゲームプログラムの不具合はもう無くなったと 思っていたが、植民地への移民が異常に多いことに気づいた。 本国から植民地に移住することはできるが、植民地から本国に 移住することはできないようになっているらしい。 とりあえず、植民地への移住が極端に少なくなるよう改造した。


    2011.3.6

    名言集

    19世紀はアメリカの世紀だったが、20世紀はカナダの世紀になる。
    1904年、カナダの首相が言ったらしい。やはり、権威ある人が間違ったことを 堂々と言うのは面白い。

    NASAの生命あるある詐欺
    NASAが、土星の衛星や火星に生命がいる可能性があると発表して、予算を 獲得していることを皮肉った言葉。

    日本の観光をヤバくする
    株式会社星野リゾートの標語。 リビアの観光をヤバくする、アフガニスタンの観光をヤバくする、 という言葉を連想した。こんな標語を作る人がいるのは、 日本が平和だからだとつくづく思う。

    ドイツ波動健康法
    本の題名。新聞広告に載っていた。波動健康法だけでも十分怪しいのに、 さらにドイツがついている。ドイツ人の平均寿命は日本人より短いのに、 日本人がドイツ人から健康法を学ぶ必要があるのだろうか。

    ここ数週間、カダフィ大佐が名言を連発している。「天安門事件のようにデモ隊を叩き潰す。」とか 「辞めるべき地位についていない。」とか。特に後者は、政治指導者の肩書き(大統領、国王など)が 何のために必要なのか、わかりやすく示している。


    2011.2.20

    初歩的なゲーム改造ができないと、Victoria2完全?日本語版はできない。

    いまだに公式のパッチは出ないが、いろいろあって、何とかまともに 動くようになった。ここ数週間の印象で言うと、Victoria2完全?日本語版は ゲーム改造ゲームになっていた。ゲームの世界で起こる数々の 不条理をプログラムを解析して修理する作業を延々と繰り返した。 某掲示板とwikiに出ている修正ファイルを適用しても、 1890年代に全ての工業製品が供給過剰になって行き詰った。 1890年代にソビエト連邦が成立したり、イギリスで王政が倒れて、 民主政になったりした。

    商品に対する需要、特に工業製品に対する需要が少なすぎると思ったので、 VRRPを適用してみた。VRRPはVictoria2を現実的なゲームにするための 改造ファイルで、インターネット上に公開されている。 Victoria2完全?日本語版にそのまま適用すると動かなくなるので、 少し手を加える必要があった。

    ファイルを入れ替えただけで、以前通用した攻略法が全く通用しなくなった。 新鮮な気持ちでゲームができるので面白い。


    2011.2.20
    珍しい食べ物飲み物追加

    2011.2.6

    VIX指数補足

    よく見ると大阪証券取引所に上場されているVIX短期先物指数ETFは、あまりVIX指数と連動していない。 VIX短期先物指数ETFは上場以来、下がり続けている。エジプトの混乱で、VIX指数が20まで上がったことが あったが、VIX短期先物指数ETFは少ししか上がらなかった。もっと長期の値動きが見たいと思って、アメリカの iPath S&P 500 VIX Short-Term Futures ETNを 見ると2009年2月に450だったのが、今は32まで下がっている。それなら空売りをすれば儲かるのではないかと思い、 一時、信用取引の口座開設を真剣に考えた。しかし、よく見ると、ギリシャ危機の時 iPath S&P 500 VIX Short-Term Futures ETNは一週間で2倍になっている。たとえ空売りする額と同額の資金を用意しても株価が2倍になれば 資金が0になってしまう。証券会社から追加証拠金を請求されるのを想像すると嫌な気分になる。 つまり、VIX短期先物指数ETFの空売りは、平時には毎月利益が出るが、非常時には大損害を受けることになる。 これは、普通の株式投資がハイリスク・ハイリターン(儲けが大きいが、危険も大きい)になった だけで、お金を借りて株を買っている状態と大して変わらないものだと思う。

    2011.2.6
    Victoria2完全日本語版を買った。wikiを全部読んで、体験版をやって、アマゾンで予約して買った のに、期待外れだった。他国の軍備が極端に少なく、戦争で楽に勝てたり、 1870年代ぐらいになると異常に反乱が起こりやすくなったりする。最近のParadox社は、 最初に完成度の低いゲームを発売して、後でインターネット上にパッチを公開して修正することが 常態化しているらしい。僕は、そういったことも前もって知っていたので、Victoria2英語版のパッチを 入手して、Victoria2完全日本語版を修正しようとしてみた。しかし、バッチを使おうとすると、 「Victoria2 is not installed on your computer.」と表示されるだけで効果はなかった。しばらく 日本語版のパッチが出るのを待って、だめならVictoria2英語版を買おうと思う。

    2011.1.23
    2010年1月の週刊ダイヤモンド「2010年総予測」を読んで、 当たっているかどうか検証してみた。2010年1月の段階では、 アメリカが2010年後半に利上げすることになっていた。 QE2は何だったのだろうか。 ヨーロッパの扱いは小さかったが、ギリシャやアイルランドが危ないと 書いてあった。その部分に限れば、なかなか先見性がある。それでも、アメリカの記事を書いている人は、 アメリカのことばかり書いていて、日本の記事を書いている人は、 アメリカがこうなるので日本がこうなると書く傾向があった。 ギリシャ危機が世界に波及するという観点が欠けていた。 人がどう間違うのかを研究するのは、面白くて勉強になるので、 2012年の初めにも2011年総予測が当たっていたか検証したい。

    2011.1.23

    現代の世界七不思議

    シーランド公国
    ドバイの人工島
    レーニン廟
    エリア51
    石景山遊楽園
    バヌアツのカーゴ・カルト (参考動画)
    フィリピンのスモーキーマウンテン

    現代の世界七不思議を勝手に決めて、今年の年賀状のデザインに使った。 ホームページに画像を載せようと思ったが、 著作権侵害になるかもしれないのでやめた。タイの戦勝記念塔や ベトナムのホーチミン証券取引所を入れる案もあったが、 見た目が不思議ではないのでやめた。南米とアフリカ大陸のものが ないのは、僕が南米とアフリカについて無知だからだろうか。 南米とアフリカに上の七不思議に匹敵するものがあったら教えて欲しい。


    2011.1.9

    森本繁『剣酢漿草の乱舞』

    宇喜多直家の生涯を扱った小説。 この前「戦国の奇行子 宇喜多直家★フェス」の記事を書いたのがきっかけで、 宇喜多直家の生涯に興味を持った。 期待通りの陰険な内容だった。政略結婚で相手を油断させてからの闇討ちとか。 戦国武将の中でも、ここまで卑怯な人は 珍しいのではないだろうか。 宇喜多直家本人だけでなく、羽柴秀吉の上月城攻めや、戸川秀安の生い立ちなど 悲惨な逸話満載だった。 歴史好きの岡山県民で、宇喜多直家のことを知らないのはもったいない。 天神山城、飯岡城(鷲山城)、周匝城など、僕にとって身近な城が出てくるのも面白かった。

    2011.1.9
    大掃除をしながら楽天証券のインターネット動画を聴いていると、 VIX短期先物指数ETFの紹介をしていた。株が下がったときに儲かる 金融商品との売り文句だった。空売りや平均株価指数先物が あるので、別にVIX指数を利用する必要はないと思ったが、 ひょっとすると使える金融商品かも知れないと考え直した。

    VIX指数が低いときに買っておけば、安全かつ確実に儲かるのではないか。 VIX指数は、株価の値動きの激しさ(の予想)を示したものだ。 したがって、VIX指数が0になることは株価が全く動かなくなることを意味する。 そんなことが起こるはずがない。金融危機が起こるとVIX指数は上がるが、 金融危機が起こらない世界も想像できない。今度、VIX指数が12を 下回ったら、VIX短期先物指数ETFを買いたい。

    2011.2.6追記 
    VIX短期先物指数ETFは、VIX指数そのものとあまり連動していない。 単純にVIX指数が12を下回ったときにVIX短期先物指数ETFを買ったら、 損をするだろう。


    2011.1.9

    毎年恒例大掃除雑感

    今年は、年末の休みが少ないこともあって、大掃除を分散してやった。 おかげで、無事、30日に大掃除を終わらせることができた。 久しぶりに冷凍庫の霜取りをした。冷凍庫の容積の4分の1を霜が占め 、さすがに不便になってきていた。 冷凍庫の天井から厚さ7cmぐらいの霜が取れた。


    2007年〜2010年の記事
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