7月18日に熱中症になりかけたので、仕方なくエアコンを使った。
電気代節約のため、それ以外の日はエアコンを使っていない。その代わり、暑い日は1時間ほど水風呂に入ることにした。
水風呂の水道代を計算してみた。
1m3当たり32円
風呂の水量が0.135m3
32×0.135m3=4.32円
一方、エアコンの消費電力が440Wで、電気代は1kWhあたり26.96円なので、
エアコンを1時間使うと、
440W×1時間×26.96÷1000=11.86円
さらに水風呂に入ることで節約できるガス代を計算してみた。
風呂の水量が135リットル
1リットルの水の温度を1℃上げる熱量が1kcal
水温を15℃(20℃→35℃)に上げると仮定して
ガス1m3で24000kcalの熱量
ガス代は1m3当たり479円
135リットル×15℃÷24000×479=40.42円
水風呂は、エアコンの電気代よりむしろガス代を節約する効果が高いことが分かった。
水風呂にアダム・スミス『諸国民の富』2巻(ちょうど古本屋に『国富論』が無かったので旧訳を買った)を持ち込んで読んでいると、次のような記述があった。
勤労ではなく、節倹が資本増加の直接原因である。実際のところ、勤労は、節倹が貯蓄する対象物を調達する。けれども、勤労がたとえどのようなものを獲得しようとも、節倹がそれを貯蓄し貯蔵しないならば、資本は増加しようにもけっしてできないであろう。
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