3匹目のドジョウ
ビットコイン関連銘柄、フィスコの空売りをした。以前から、僕は、ビットコインの空売りをしてみたいと思っていた。たとえ、ビットコインそのものの空売りは不可能でも、ビットコイン関連銘柄の空売りは可能だと思っていた。そんな中、ラジオ日経でフィスコの大幅上昇のニュースが流れたので、さっそく空売りした。
ビットコインについて、僕は、
ビットコイン相場が大幅下落→採掘業者が撤退→送金処理速度低下→さらなる相場下落、の
悪循環に陥るのではないかと思っている。
フィスコの空売りで儲けて気を良くした僕は、値上がり率ランキングを見て、空売りできそうな銘柄を探した。
以前、持っていたアルメディオが目に入った。アルメディオはCD・DVDプレーヤー検査機器を作る会社で、
懐かしいと思って調べてみた。近年は経営不振だったが、不動産比較情報サイト「イエカレ」を買収したとのニュースで株価がストップ高になった。1週間の値幅が、過去1年間の値幅よりも大きいという異常事態になっていた。
「イエカレ」を運営している株式会社グローバルサーチを調べてみると、次のようなあらが見つかった。
・不動産以外のサイト「スマートマリッジ」「ビギナー」「ガリレオ」が既に消滅
・ブログの更新が2017年1月で途切れ、その内容は専門用語の使い過ぎで意味不明
さらに、「イエカレ」を調べてみると、
「確かに人口減少は進んでいますが、代わりに多数の外国人労働者や留学生、あるいは移民、長期観光客など
海外からの人口を受け入れる政策が進んでいます。」
との一文が見つかった。今まで、アパート経営をやったことのない素人に、いきなり外国人相手の賃貸を勧めるのだろうか。
これは、明らかにおかしいので空売りした。
アルメディオの空売りで儲けて、さらに気を良くした僕は、値上がり率ランキングでモブキャストを見つけた。
モブキャストは携帯ゲームの会社で、「魔法少女まどか☆マギカ」中国語版(なぜか日本語版がない)などを運営している。2015年と2016年の決算を見比べると、赤字なのに、自己資本が増加していた。モブキャストのホームページで調べると、新株予約権のせいだった。株券印刷業という単語が頭に浮かび、モブキャストを空売りした。
後で、モブキャストのホームページをよく調べると、携帯合戦シミュレーション「モバノブ」があった。「モバノブ」のデザインは「信長の野望」風でコーエーテクモが関わっているらしい。モブキャストの社長はコーエーテクモや中国の業者の間を飛び回って商談をまとめる行動力を持っていることになる(それが、必ずしも利益につながるわけではないが)。
新株予約権を楽天証券やSBI証券が引き受けたのは、社長の行動力を買ってのことなのかもしれないと考え直した。
モブキャストの空売りはすぐにやめたが、今日、モブキャストはストップ安になったので、空売りを続けたほうがよかったかもしれない。
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